下流の宴 の感想

林真理子氏著の下流の宴をオーディブルで聴きました。
テンポがよく、そしていろいろ考えさせられる非常におすすめの本でした。子育て中の世代の方には特にです。
本書は、対照的家庭が登場しています。
どちらの家族も大なり小なり共感する部分があり、子育てに関して 何が正しいのか 何が間違っているのかを考えながら聴きました。
子供には自由にさせ、ほっておくのがよいのか、または、ある程度勉強しろと、何事にもチャレンジしろ と言うほうがいいのか、この本を読むと分からなくなりました。
最後に 父親が、見守るしかないということを言っていましたが、まさにそうだと思いました。
いくら言っても響かないときもあり、また、反発してくるときもある。タイミングがあってしっかり聞いてくれるときもある。
本書の母親のように こうあるべきだ と言う思いが強すぎると失敗してしまうように思います。
試練がきたとき、どうしようもなく 行き詰まってたらそっと手を差し伸べてやれば良いのかと。
すぐ口出ししてしまい、なかなかどっしり構えておくことはできてませんが、見守ることを心に留めて子供に接していきたいと思いました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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