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日々の言葉 #30『部下が自ら成長し、チームが回り出す1on1戦術』

今日の日々の言葉は、由井俊哉さんの『部下が自ら成長し、チームが回り出す1on1戦術 100社に導入してわかったマネジャーのための「対話の技術」』から。

多くの企業が取り入れるようになっている、上司と部下の1on1。1対1の面談のことですね。

ここで話すテーマは基本的に部下が決め、上司は「聞き役」に徹すると説明されることが多いようです。

やり方は分かっても、どう「いる」のがいいのか分からない…という声も耳にします。この本は、日本の企業に1on1を導入してきた由井さんによる、「対話」の解説書です。

コーチング万能論が幅を利かせたり、「聞き役」は話してはいけないと思い込んでいたり。注目されているわりに、スキルとして高まっている印象があまりないんですよね、実は。

それだけ簡単なことではない、ということなのでしょう。

自分の想いについて、話す本人もよく分かっていないことは、よくあります。

その矛盾を突く!と勢い込んで切り込んでしまうと、相手は扉を閉めるでしょう。

閉ざした窓からムリヤリのぞき込もうとしたら、相手はますます閉じこもるでしょう。

わたし自身は話を聞くとき、「そこに愛はあるか?」と考えるようにしています。

一方で、聞き役である上司の方が、「時間ないのに」とか、「愚痴に付き合わされてイヤだなー」なんて考えていたら、それはビックリするくらい相手に伝わっています。

ここでもやはり、「そこに愛はあるか?」が大切なのです。

今日から新年度。昇進してマネージャーになった、という方もいるかもしれません。求められるスキルが倍増するタイミングといえますよね。

そんな、あなた自身は。

自分の言葉を育てるために、どんなことをしていますか?

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