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日々の言葉 #23『広告コピーってこう書くんだ!読本』

今日の日々の言葉は、谷山雅計さんの『広告コピーってこう書くんだ!読本』から。

谷山雅計さんは、新潮社の「Yonda?」や、東京ガスの「ガス・パッ・チョ!」など、かわいらしくてクスッとなるコピーを生み出してこられたコピーライターさんです。

コピーライターは、商品やサービスの特徴を消費者に届けることが仕事です。

できれば魅力的に。そして「買いたい!」と思ってほしい。

そんな人間の「反応」を生み出す言葉は、どうやったら生み出せるのか。

谷山さんのコピー論は、「ザ・筋トレ」です。

必要なのは、発想法ではなく、普段から発想体質にしておくこと。そのために自分自身に「なんかいいよね」を禁止するのだそう。

映画を観たり、小説を読んだりして、心が動いたシーンに対して、
「いいよねー」
「ステキだよねー」
「かっこいいよねー」
で終わってしまっては、脳が動き出すことはありません。

「なぜ」いいのか。
「なぜ」ステキなのか。
「なぜ」かっこいいのか。
これを考え続けると、出来上がるのが「谷山さん」なのかもしれません。笑

NGワードを設定して、口にしちゃったら罰金!というバラエティ番組がありましたが、実はとてもいい方法だと気が付きました。

そこで、「すごい・ヤバい・かわいい」の3つをNGワードにして、一日を過ごすなんていうトレーニングを会社のメンバーたちと実践してみたことがあります。思わずみんな無口になっちゃうんですよ……。

普段何気なく使っている言葉自体、あらためて考えてみると意味があいまいだったりしませんか?

もしかしたらそこに、コミュニケーションを阻害する原因があるのかもしれません。

たとえば。

「かわいい」を自分の言葉で言い換えると、どんな定義になりますか?

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