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「私らしく生きる」事について

私らしく生きるとは一体どういうことなのか、
これはもう私の中で、常に考え続けている事です。

私にとっての「私らしく生きる」とは何かを
考えた時、前提としてまず

「私はトランスジェンダーである」

という事があります。

そして、「講演家」の活動をし始めているという点も
挙げられます。

実際に講演家としての実績はまだないものの、
いくつかの企業様に登録をさせて頂く事が出来ました。

またこれから小規模な講演会やセミナーなどを開催する予定で、
現在準備を進めているところです。

このトランスジェンダーと講演家という2点の側面で、
私らしく生きる事について書いてみたいと思います。

※全て私個人の私見です。
他の誰かを批判や否定するなどの意図は全くございませんので、
何卒ご了承下さい。




トランスジェンダーとして

トランスジェンダーとしてという面で見た時、
私らしく生きるとはどういうことなのか・・・

私は男性として生まれて女性として暮らしています。

ですから、日常的に服装はもちろん生活様式や言葉遣い、
所作等まで、「女性らしく」あろうとしていました。

しかしこれは、ちょっと違うという事に気づいたのです。

つまりどういうことかというと、「女性らしく」という所に
意識をあまり集中しすぎると不自然という事に気づいたのです。

ある程度は必要なのですが、極端に意識してしまうと
かえって不自然になる
事に気づいたのです。

もっともそれが判りやすいのは、言葉遣いだと私は思います。

例えば、これは極端な例ですが、現代女性の中で、
「~ですわ」とか「~ですのよ」と言っている人を
実際に見た事がありますか?

私はアニメキャラ以外で見た事有りません。

また、「○○だわ」とか「○○だわよね」って言う系統の表現も、
私が子供の時ほど多くは聞かなくなりました。

で、よく観察すると、現代女性は男性とあまり言葉遣いに関しては
大きな差がない場合が大半である事に気づいたのです。

別に女性の言葉遣いが汚いと言っているのではありません。
単純に差があまりなくなっていると感じたという事なのです。

例えば、
「○○だよね~」
とか
「○○っしょ!」
とか、普通に女性でも使いますよね。

これに気づいたとき、下手に「女性であろう」と意識しすぎると、
かえって現代とマッチしないような、おかしな言葉遣いになって
不自然になってしまうと思ったのです。

これに気づいたとき、

「あ、私らしく生きるって、もっと楽に生きて良いんだ」

と思ったのです。

元々が男性なわけですから、女性らしくあろう女性らしくあろうと
あらゆる場面で意識をしてしまうのは、どうしようもないのです。

どれだけ意識しても、100%女性になれないのは
誰に言われなくとも私が最もよくわかっています。

それが判っているからこそ、少しでも近づきたい一心で、
女性らしさを求めるのですが、それをあまりにも求めすぎると
かえって不自然になってしまう場合があるという事に気づきました。

そして、そこまで極端に意識して生きなくてもいいし、
肩の力抜いても良いんだと思ったのです。

何事も極端に求めるのは良くない、
バランスが大切だと改めて感じています。


講演家として

講演家としてという面で見た時、
私らしく生きるとはどういうことなのか・・・

講演家というお仕事は、私の中ではとても
インディペンデントなお仕事だと感じています。

ここに関してはまだこの記事を書いている時点で、講演実績はゼロです。
なので、これから実績を作っていくというまさにゼロ→イチの状態です。

これまで私は色々な仕事をやってきました。
自衛官に始まりトラックドライバーや警備員、パチンコの店員、風俗や水商売、コールセンターのサブリーダー、タクシードライバーに介護職員、
そしてシステムエンジニア。

このどれもが、どこかの企業に正社員や契約社員などの形態で所属して、
あるいはフリーランスで企業の指揮下に入ってお仕事を頂いてきました。

私が講演家をやろうと思ったのは、

私の人生経験で得た事で、誰かのお役に立ちたい、
それで一人でも幸せになれる人が増えたら。。。

そんな想いがあり、講演家をやろうと決めました。

どこまでできるか、何パーセント成功する確率が有るかなんて、
全く考えてません。

とにかく、「私がやりたいと思ったからやる」のです。

この想いに計算とか戦略なんてありません。

ただ、これをカタチにして実現しようと考えた時、今までの感覚、
企業様に頼りきる感覚では、絶対にダメだと思いました。

もちろん講演家のお仕事も、企業様に登録させて頂いて、
お話が有れば講演をさせて頂けるという方法もあり、
現在数社登録させて頂いてます。

ただ、それだけでなく、自分で講演会を主催して開催するなど、

「自分で動く、自分でやる」

という事にフォーカスする必要が絶対的に必要だと感じています。

まさに

「私がやらずに誰がやる」

というマインドで動かなければと思っています。

まだまだ実績はこれからなのですが、私が今までやってきたお仕事の中で、
恐らくこれが最もインディペンデントなお仕事だと思います。

まだスタートラインにこれから立とうという状態。
しっかりとしたマインドをもって、半歩ずつでも1歩ずつでも
日々前進したいと思います。

そして、私が

「やりたい」

と思ったことを

「私がやらずに誰がやる」

というマインドで、自らの確固たる意思決定によって、
実際に実行に移すというのが、私の求めている
私らしい生き方なのかなと思います。

そしてこのマインドで、講演家をやらせて頂いて、
人様の役に少しでも立ちたいと考えています。


最後に

さて、今回はトランスジェンダーという側面と講演家という側面から、
「私らしく生きる」とはどういうことなのかを書いてみました。

自分で決めたお題の割に、なかなか書くのが難しく、
文章がまとまり切ってない感があるのはご了承ください。

トランスジェンダーの側面としては、
あまりにも極端に「女性らしさ」を追及しすぎる事は
かえって不自然になりかねず、もう少し肩の力を抜いて
楽に生きて良いのではないかと考えるに至りました。

徹底的に追及するというより、バランス感覚が大事なのだと思います。

そして講演家の側面としては、

「私がやりたいからやる」

という所が、私の性格を表している様に思います。

私は昔から、やると言い出したら聞かない性格でした。

こうやって、やろうと決めたらやるのは
まさに「私らしさ」なのかなと思います。

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