この聞こえ方ってみんな同じ?【対話の大切さ】
恩返しではなく恩送りをしよう。
その人に返さなきゃ!ではなくて、他の人に渡して繋いでいこう。という考えが統一されている今の会社がやっぱり好きだなーと社員旅行に参加して改めて感じている釜慎吾です。
先日、朝礼で話した内容が自分ながら気に入っているので紹介します。
僕は最近初めて知りましたが数年前に世界的に話題になった音声がこちら。
ヤニーと言っているのか
それともローレルと言っているのか
(聞いたことない人はぜひ再生してみてください)
全世界でSNSなどで広がり、教授や政治家が発言を残していたりする大きな騒ぎとなりました。
調査によると何十万人といったサンプルの結果として53対47位のほぼ真っ二つという数字も残っています。
私たちの朝礼でも1:3にわかれました。
面白いのが、反対側の聞こえ方が全く想像もつかないということ。そして1人だけが主張していたローレルの方が音源としては正解だったとわかり全員が驚きました。
これ、聞いている環境がイヤホンなのかスピーカーなのか、
そして、その人の耳のサイズや形によって聞こえ方が2つに分かれるということだそうです。
こうなってしまう原因としては
そもそも音源の音質が悪く、周波数の高低のいずれかを聞き取りやすい環境なのかによって高周波数をキャッチするとヤニーに聞こえるということが説明されていました。
実際に音源をいじり周波数を変化させると聞こえなかった本体側の音に聞こえます。YouTubeなどでたくさんの人が検証動画をあげているので是非見てみてください。
これ、何を示唆しているかと言うと
事象をどのように意味付けるのかは自分次第、という話は過去にも記事にしたことがあって大事な事なのですが、
それは同じ事象を同じように認識した上で
経験や感情、立場によって受け取り方が変わる
という認識でした。
ですが、実際には同じ音源であっても受け取り方どころかそもそもの聞こえ方から違う、ということなのです。
同じ聞こえ方を自分と相手がしているとは限らない。
しかもその聞こえ方が同じだったとしても、その意味付けが同じとは限らない。
この前提に立つと僕達にできることは
相手とコミュニケーションをとる時には
自分の感じ方と背景を開示して、相手の感じ方となぜそう感じるのかを聞き取る。
お互いに先入観のない状態で対話をしていく以外にわかり合うなんてありえないですね。今日もたくさん対話をしていきましょう。
と着地しました。
お読み頂きありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
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