”みんなのクチコミマップ”という交流の場を下北沢駅前に作ってみました！

下北沢音楽祭の開催最終日である2022年7月10日の朝、下北沢駅前のスクエアステージに「みんなのクチコミマップ」というブースが完成しました。　あなただけが知っているお気に入りのお店を書きこんでいただき、クチコミマップをみんなで完成させていこうという企画です。

この取り組みは、若者の「やりたいこと」を地域の中で実現する、世田谷区子ども・青少年協議会のモデル事業の一つで、若者と地域の大人と世田谷区の職員が協働しています。

手書きのクチコミが読める、集まる、という企画　　　　　　　　

下北沢は人気のまちだけれど、ちょっと敷居が高い。下北沢に古着を見に行くための服を買わなくちゃ、とか、入りたくても一人では入りづらいお店がある...という話から、興味のあることでゆるく情報収集と交流ができる場があると良いよね、と構想が膨らんでいきました。

そして、「古着」「劇場・ライブハウス」「飲食」というジャンルを立てて、みんなのオススメ、推しのお店のクチコミマップを駅前に出現させよう！という企画に着地。今回は一日だけのイベントですが、目指す居場所作りに近づけるのではないかと考えました。

炎天下の設営でしたが、文化祭のような和やかなムード。

クチコミボードは「飲食店」「古着店」「劇場・ライブハウス」「その他」のジャンルごとに掲示し、下北沢の地図と合わせて眺められるよう工夫しました。

下北沢のクチコミには、”推し”の熱度が伝わるものや、行ってみたくなる個性的なものもありしました。地元の方にお聞きすると、実際に下北沢周辺でもタヌキが現れるそうです！「こういう情報って面白いね」という声もいただきました。

しかし、知らない人に声をかけるのって難しい・・・　　　

下北沢音楽祭開催中の日曜日は多くの人通りがありましたが、目的地に急ぐ人、声をかけられたくない人など、クチコミブースに足をとめていただくことの難しさをみんなが経験することになりました。声をかけるのにも勇気が必要。「どうしたら足を止めてくれるのだろうか？」と試行錯誤しながら、励まし合いながらの一日になりました。

足をとめてもらえると、嬉しい　　　　　　　　　　いろんな人と話をすることは、とても楽しい

ブースの前で足をとめてくれた若者たち。

飲食店のクチコミを見て、おすすめにあった中華料理屋さんでチャーハンを食べてきたという男性。二度ブースに立ち寄ってくださいました。

午後に入るとどんどん口コミが増えて行きました。

ということで、今日一日は、来場くださった皆さん、応援してくださった皆さんに支えていただきながら、無事に企画を遂行することができました。　ありがとうございました！（メンバーの皆さんお疲れ様でした〜）

今回の振り返りをみんなで行って、今後の本格的な活動に繋げていきたいと思います。引き続き応援をよろしくお願いいたします！

（文：藤原由佳）