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夢を叶えるRASの働き

「ブレイン・プログラミング」という大ヒットした書籍より、脳をコントロールするRASの働きについてご紹介します。

RASとは?

Reticular Activating Systemと呼ばれる脳のシステムで、無意識下の情報を有意識にあげるかどうかのフィルターの役割を担っています。脳は毎秒4億ビットの情報を処理していると言われていますが、RASのフィルター効果のおかげでそのうち2000ビット程(0.000005%!)しか有意識にあがってこないようです。

では、このフィルター処理はどのようなルールで行われているかというと、自分の興味がある情報かどうか、で振り分けられています。

これをよく表した現象として、カクテルパーティー効果、と呼ばれるものがあります。

カクテルパーティー効果

たくさん人がいるパーティなどで自分の名前が呼ばれた時、すぐさま気づいて振り向た、といったような経験はないでしょうか?

名前が呼ばれる前も、そのパーティでは色んな名前が飛び交っていたはずですがそれらの名前は一切覚えていないはずです。これはRASが自分の名前(自分の興味があるもの)以外の情報をフィルタリングして無意識のレベルで不必要な情報として落としてしまっているからです。

RASにフィルターを登録する

このRASのフィルター機能を使うことで、自分の欲しい情報だけを効率的に収集し、目標を実現することができます。
例えば、「痩せたい」と強く意識することができ、RASにフィルターが登録されれば、痩せるために必要な情報はどんどん集まってきます。

では、どのようにすればRASにフィルター登録できるかというと、目標を明確にして具体的にイメージできる状態にする、ということです。
脳は現実と想像の区別をつけることが得意ではありません。そのため目標を明確にイメージ化することで、それが本当に起こり得るものとして信じ込むことができます。
例えば「痩せたい」というのも、以下のように強くイメージしてみましょう。

「XX日までに10kg落ちていて、自分に自身が持てている状態になっている」
「歩く歩調も軽やか、運動も好きになっている」

まとめ

「願えば夢は叶う」ということを科学的に証明したRASの機能について紹介しました。皆さんも具体的に夢をイメージしてみてはどうでしょうか?

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実際にRASを使って15kg痩せた例です。




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