マガジンのカバー画像

法華経・観音菩薩

26
運営しているクリエイター

#行者

嗤う者

嗤う者

柴燈護摩に行くと観客の様々な表情をみることが出来る。
歳を重ねるたびに、自分の成長の目線ごとに見える景色が変わる。見る側の意識が表面に現れている。

柴燈大護摩供は野外で行う大規模な法要で、道場を作り、大きく燃え上がる炎の中で、火渡り修行が執り行われます。

自分は毎日火を渡ってます!
なんて人はなかなかいないだろう。
人生に一度、生脚で火を渡る機会があるかといえば火事にあったとか、救急隊や消防士

もっとみる
ご利益のはなし

ご利益のはなし

 神仏が喜び好むのは「素直」な心と「成長」を望む姿

 知識も大切だけれど知恵を働かすことができる者。つまり、得たものを活かすことができる人間だ。
神仏たちにはそれぞれ強調されたご利益があり、人々はそのご利益を目当てにお参りに行きます。もちろんそれは、「健康でいられますように」「希望の学校に受かりますように」「商売が繁盛しますように」「商談がうまくまとまりますように」「病気がなおりますように」「安

もっとみる