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高齢出産をした私が思った事、はじめてみます。
自然妊娠の末に、もうすぐ41歳、ぎりぎり40歳という高齢で出産しました。妊娠、出産、育児、そこには思ってもいなかった、壮絶で大変な日々がありました。
機能不全家族、高齢出産、子宮筋腫、Rh−血液型、妊娠糖尿病、切迫早産、緊急入院、救急車搬送、第3度裂傷、未熟児出産、NICU、黄疸、アレルギー、ワンオペ育児
妊娠したら、こうなる、という大半の事を経験しました。
あわや虐待、息子に手を上げてしまった事もあります。
息子が5歳をすぎて、ちいさな小さな山だけれども、何かを乗り越えられたような気がしています。まだまだ長い道のりは続いていくのですが。
今の私が、思う事。
「息子に会うために、私は生まれてきたのかもしれない」
本気で思うほど、かわいくて可愛くて仕方がないのです。いろいろな経験をさせてくれて、私を成長させてくれている、そんな息子に感謝しています。
死ぬような辛い経験をして、育児ノイローゼのようになって、息子を殺してしまうかもしれない、そこまで追い詰められていたのに。
「同じ体験をするけど、息子を産みたい?」即答します。
「もちろん!産みます」と。
いろんな事があるけど、明けない夜はない、苦しみの先には、光があるし、いつかは、必ず笑える日がくると思います。
そして、育児は辛い事ばかりではなく、楽しい事、嬉しい事もたくさん!たくさん!あるのです。
子供を産まない、持たないという考えは自由です。
そして産みたくても、持ちたくても叶わない人がいる事も知っています。
どこか、心の片隅に、子供が欲しいという思いがあるのならば、力になりたい。子供を授かるという奇跡を、子供と一緒に生きていくという日々を、恐れずに選択して、体験して欲しいと思います。
育児は、自分の心と向き合う事のように思います。自分で気がついていなくても、幼い頃に抱えてしまった問題が出てきて、イライラしたり、怒ったりするのかもしれません。
そこから逃げる事はできないから、自分を責めて苦しむ。自分が傷ついている事に、気がついているか、いないか。気がついて、自分を癒してあげられるなら、育児に対する気持ちが楽になる、と思います。
自分の心と向き合って、傷があったら癒しながら、信頼できる誰か、頼れる誰かと共に、育児を楽しんで欲しいと思います。
夫でも、母親でも、家族でも、友人でも、恋人でも、公共の施設でも、何でもいいから、頼れる場所を見つけて下さい。
妊娠中、出産、育児で思った事を、当時の日記を振り返りながら、赤裸々に綴っていきます。
よろしくお願いいたします。
ここまで、貴重なお時間を!ありがとうございます。あなたが、読んで下さる事が、奇跡のように思います。くだらない話ばかりですが、笑って楽しんでくれると嬉しいです。また、来て下さいね!