また、強い日本が甦る?かも
変化というのは、後から見たら分かるけれど、
現実を生きている我々には、見えにくいもの。
でも、未来予測とは、結局は、この、日々の些細な変化をしっかりと見極め、
過去から続く延長線上に、その日々の変化の種を点として乗せていくことで、可能です。
よく、予知能力あるとか言われますが、私には超能力も神通力もありません(たぶん)。ただ、変化の種をじっくり観察し、分析する癖はかなり強いです。
点が線に見えるというべきなのか…
例えば、エンタメは、人々の生活様式の変化に、その実、ものすごい影響力があるので、どのタイミングでどのデバイスに進出すべきか等、非常に大切だと思っています。
逆もしかり、です。
ビジネスユーザー向けであっても、結局は、経済動向は、最終消費者の流れがあってこそ、です。
アーリーマジョリティに注視です。
ターゲットユーザーだけを見ていると、失敗します。
ここに、マーケティング戦略の限界があります。
さてさて、
かく言うワタクシ、テレビは長く観てません。
ひな壇芸やワイドショー並のニュースに時間を浪費したくありません。
が、オンライン配信は初期からメンバーです。
最近、テレビ業界の明らかな変化に気づきます。
彼ら自身が、リビングに鎮座するテレビ視聴率のカラクリから目覚め(つまり、オヤジ年寄りのデータ)、直接個人からの視聴率やフィードバックにより、データ蓄積を重ねて、自信を得たのでしょう。
今夏までは深夜枠で試して手ごたえを得、秋からは、かなり攻めたドラマを作ってきてますよね。
そして、高い評価を得た。
(それは、配信アプリによって)
冬枠は、さらに攻めてます。
かつての映画同様に、TVドラマやアニメは、海外がテレビ局を買っても買えないと知った、日本コンテンツの貴重な資産です。
リストラでNetflix等に散らばって行き、その時を待つコンテンツの才能たちが、
これによって息を吹き返すのか、ギリギリの攻防が今でしょう。
でも、オンライン配信によって、その後の世界配信もあるしで、きちんとユーザーに刺さって評価されれば、ペイする可能性が証明されました。
ジジババ向けの、かったるい解説つきセリフや、韓流のようなわかりやすいストーリーでなくても、若い視聴者は、きちんと評価することが、ようやく証明されたわけです。
さて、今後何が起きていくでしょうか?
明白ですよね。
(経済再編が起きますよ)
ドラマにしろ映画にしろ、どうしても裏側を考えてしまうので、ストーリーにのめり込むことはないですが、その背景を想像しながら、ワクワク拝見してます。
エンタメが変われば、巡り巡って、経済がかわる。
また、強い日本が甦る可能性がゼロではない。
そのことに、注視しています。
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