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学ぶ自然・クローゼットの自然

小さい頃から犬や猫はもちろん、鳥、虫、海の生き物、ありとあらゆる動物が大好きでした。小一の時に親に買ってもらった百科事典のシリーズ(アカデミアという重くてでっかいやつです)では多分自然・動物関係の巻はボロボロになるまで毎日めくっていた記憶があります。
母も動物好きなのでインコやオウムも家にいたし、浜まで行けば魚も貝もアメフラシも見つけられたし、山に行けばクワガタもカマキリも飛んでくる時代の田舎に育ったので動物好きは環境が育てたものかも知れません。

そんな私が本格的に自然やそこに住む植物・動物について学ぶようになったのはアメリカの大学に留学してからでした。日本の大学では決められたコースの中から自分の専攻に必要なものを取っていくと丁度4年ほどで終わるようになっていますが、留学先では最初の1−2年は専攻を決める必要もなく、必修科目と同時に興味のある選択科目を取りつつ自分に何があっているのか・どんな分野を極めたいのか、を2年生が終わる頃に決めるという仕組みでした。
もう学びたい科目が山ほどあり、目移りしながらも基礎生物学や環境科学、植物学に海洋生物学、と一学期に履修するクレジット以上のクラスを取りながらの勉強でした。
結局は大学も人より長く行きましたので、大学卒業時には2つの専攻と2つの副専攻の資格をもらえることになり、ますます自分が何をしたいのか混乱するのですが、その話はまた今度(笑)。

大学・大学院時はドアを開けたら目の前がロッキー山脈という街に住んでいたので、登山をしながら花の標本を作ったり動物リストを作ったりと、ここでも子供の時のように楽しく過ごしていました。悔やまれるはまだこの頃に鉱物に興味がなかったこと・・・石を掘りにいく体験をしておけばよかったなぁ。

それからたくさん引越して、自然から遠いところ、自然破壊を間近にみるところで仕事もしましたが、ダイビングのボートで出会ったのちに夫となる彼と一緒に行動するようになってからは自然愛がますます高まっていきます。
彼も私以上に自然が、生物が、地球が大好きな人だったからです。
出会った時に仕事は何をしているかを尋ねたのですが、返事の

昆虫専門の生物学者です

を聞いた時に、もう自分の心がパアアーアーーーっと輝いて彼に興味津々になったものです。彼を見る目は、子供の時に小エビやカタツムリを捕まえてきてワクワクしながら、ジーーっと見つめていたのと似ています。

そんな彼から貰うプレゼントは自然がモチーフのものが多いです。
友人や親に貰ったり、自分で買ったり・作ったりするのもそんなのを選びますので、私のアクセサリークローゼットはこんな感じです。

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(1.ホッキョクキツネの頭蓋骨、2.ツバメブローチ、3.鳥の羽・甲虫の羽根・石をつけたネックレス、4. カメレオンブローチ、5.ねこピアス)

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(1.サンゴの化石、2.動物の骨でできた魚、3. サンゴの化石、4.サンゴのパーツネックレス、5. カブトガニピアス、6.フォークでできたタコネックレス)

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(1.蜂のピアス、2.蜂のハットピン、3. 蜂ピアス、4. 甲虫ブローチ、5. トンボバレッタ、6. 蝶と蝉のブローチ、7. 甲虫ピアス、8. 蜘蛛とコバエ入りの琥珀)

クローゼットを開けるたびにワクワクするのですが、残念ながらオンライン授業で家に閉じこもりっきりで、このアクセサリーたちはここ一年出番がありませんでした。今年は毎日どれかを使おうと思ってます。

シマフィー

P.S.そういえばシマリスモチーフのものが何もないです。

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