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アメリカ生活:シマリスのだいたい今

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最近のお話をまとめました。シマリス界では最近とはだいたいここ10年以内のことです。
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#写真

潜ろう、潜ろう

私と夫の共通の趣味はダイビング。 結婚して以来、休暇はいつもどこかにダイビングに行っているが残念ながら最後に海に潜れたのは2020年の1月だ。 もう2年以上も潜っていない・・・こんなの結婚してから初めて。 今年の夏は状況が良くなっていることを祈りつつ、一応2週間カリブ海に出かける予定を立てたのだが、直前になるまでわからないな。 誰かとボートに乗り合わせる以外は基本的に二人で潜っている。夫はダイブマスターでナビゲーションが恐ろしく上手いので、私は彼のお尻を追いながらのダイビン

極寒、海で見つけた

マイナス10度の中海辺まで散歩に出た(*アメリカ東海岸在住です) ちょっとうちからは遠いけれど、先週はひどい嵐だったし何かの動物(の死骸)が流れ着いているかもな、と行ってみた。なぜ死骸を探しているのかと言うと、私の夫は生物学者であり、自宅で骨格標本を作るからだ。我が家には約250種の生物の頭蓋骨と骨格標本がある。全て夫が処理して作った。(郡、市、州、国、国際間の生物標本を集められる許可・資格を持っていますので合法で採集しています。ちなみに絶滅危惧類ではなくても渡鳥などは許可

”エビフライちゃうんか、紛らわし!” by Google

あまりグーグルさんに頼りたくないのだが、写真の整理をするのに重宝するのでグーグルフォトに入れている写真も色々とある。ほとんが学校関係の写真だが、人物が写っていない植物や景色の写真もある。 今日はたまたま Cooking とカテゴリーに振り分けられた(グーグルさんが勝手にしてくれる)写真を見ていたら、ちょっと笑ってしまった。 これ↓ 私が作ったいろんな料理の写真に混じってどう見てもクッキングではない写真がある(笑)。 秋になるとリスが貪った松ぼっくりの残骸が庭のあちこち

本日、12匹が卒業

昨年の秋にネットで購入した金魚たち(朱文金とサラサ)。 その時はまだ4ー5センチと小さかったので、大きな水槽に入れて飼育してきました。毎日私たちが前を通り過ぎると、集団で寄ってくるのが可愛らしく、まるで小さな子供のように可愛がってきましたが、8月になり池の水温も上がってきましたので本日、幼稚園を卒業しました。 こんな水槽から まずはバケツに移して(ドキドキ) みなさん、おっかなびっくり、スローモーションでバケツから池へと移動。 ひゃ〜〜冷たい〜〜怖い〜〜〜 頑張れ

覗きのプロ

台所で働いているとしょっちゅう覗いているアイツをを発見します。 中の様子を伺って私たちがいるのか、自分に気がつくのか、気がついたら何かくれるのか・・・色んな思いがちいさな心にぐるぐると蠢いているわけです。 これを反対側から見るとこんな感じです。 庭をウロウロすると足元にわらわらと寄ってくるシマリスたちですが、その内の何匹かは私たちが家の中にいるのかを確認するためにフェンスやスリッパによじ登って覗きを働く様になりました。フェンスに登っても、必ず家の中の人間が自分の姿が見え

サメのテーマソング

我が家の庭にはシマリスが30匹ほどいるのですが、特徴がある子には名前がついています。今年は約10匹名前があり、それぞれの縄張りでチッチッチと鳴いています(シマリスの英名はChipmunk その名の通り、chip-chi-chipと鳴きます)。 外に出ると大きく積まれた丸太に サメ がうろうろしています。サメは片方の耳が折れ、ジョーズの背びれの様になっているのでその名になりました。隙間から隙間へ、上から下へ、まるで自分の世界をフルに楽しんでいる様に駆け回ります。そして他のシマ

Pond Master's Pond

我が家には割と大きい池がある。 この家を見つけた時は大きな敷地に小さな家、たくさんの木々があり、私たちにとってのほぼ理想形に近い様子に心は弾んだけれど、夫は何日も迷っていた。池があったからだ。 手入れには時間も忍耐もお金もかかる。水漏れしたりポンプが壊れたりするのが恐ろしい。秋には落ち葉が容赦なく降り注ぎ、毎時間大きな網を持って漂う落ち葉をすくわねばならない(でないと沈殿して汚くなります)。そして春先には水を抜いて泥をさらい、滝のポンプが動いてくれますようにとお祈りもしな

毎日 ”あ、ラッキー!” って言おう!

ライラックの季節が終わってしまい(*アメリカ東海岸です)、もうラッキーライラックを探せなくなってしまいましたが、ラッキーの連鎖はまだ続いています。 毎日何度も庭に出てぶらぶらするのが習慣なのですが、ラッキーライラック以来、何かラッキーな物を見つけたい欲求が大きいのであちこち普段は見ないところに注意してぶらぶらしています。 探していると、ラッキーなことがよく見つかるんですよ。 まぁ厳密に言えばそれを見たからと言ってラッキーだという迷信があるわけではないんです。でも、普段は何

窓テレビ:野生の王国

この時期は樫の木と松の木の花粉がすごくて、車も窓もすぐに黄色い粉がふいた状態になります。そろそろ気温も上がって、窓を開けたい季節なのですが、この黄色い粉が収まるまでは網戸もいれられないです。 でもまだ網戸入れてなくてよかった〜 シャクナゲが満開な今日、窓に映る大きなビンクが綺麗でした〜。トップの写真です。 窓の中央に四角い野鳥が衝突するのを防ぐためのUVステッカーを何枚か貼っています。こうやって窓に映る木々を見ると、鳥たちが窓を外と見間違えてぶつかってくるのが納得できま

のろまなカメって誰が言った?

この時期になるとたまにうちの庭で目撃されるカメ。アメリカハコガメ(box turtle:Terrapene carolina carolina)という種類でこのあたりに住む在来種です。みてこの可愛いお顔!大きさはかなりボリュームのあるハンバーガーくらいです。 長い年月をかけて大きくなり(20年ほど生きる様です)、あまりたくさん卵も生まない(2から7個ほど)ので年々数が少なくなっているカメです。残念なことに繁殖期には遠征して道路を渡ろうとしていたり、庭を横断しようとしていたり

現行犯

午前中の授業が終わりちょっと一息(*アメリカの私立高校で教えています、現在全校オンライン授業です)。庭に出ていつものベンチでアイスを食べて、幸せ〜な気分で四方を見回すと、向こう側にあるサクランボの木が不自然に揺れているのが見えました。 目を凝らしてみると、何かがぶら下がってせわしなく動いているのが見えます。そーっと近づいてみると・・・ まさかのシマリス赤ちゃん。さらにズーム。 ここ2−3週間、普通のシマリスよりも2周りほどちいさなベビシマたちが走り回っています。あちこち

ラッキーの連鎖

先日bachikoさんの白いライラックの写真を見て、あれ、うちにあるライラックとちょっと違うんだなぁと気づきました。 我が家には2本、大きなブドウの房サイズにカールした花を咲かせるライラック(ピンクと紫)と5本もっと小さなかすみ草の大きさの花がピーマンほどの大きさの塊で咲く種類があります。これまで頭の中では ライラック としか認識していなかったのですがそれぞれが違ったバラエティーでした。 調べるとライラックは約21種あり、なんと!1600以上の改良品種があるそうです。すご

我が家ニュース

うわ、もう金曜日が終わりに近づいています!最近1週間があっという間に過ぎていくのは生活が充実しているからか、その反対か、それともただ単に歳なのか。まぁなんであれ金曜日が早くやってくるのはうれしいです。 今日は1日外でウロウロしていました。シマリスの赤ちゃんが巣から出てきて冒険しています。あちこちで見るのですが、面白いことに動きだけ見ていても子供なんだとわかります。ビクビクしていたり思い切りがよかったり。 色々な知らん花も咲いています。みーちんさんにグーグルレンズを教えてい

自分だけ青空学級

我が家の桜、咲いたな〜と思うと大体満開になる前後に寒くなったり雨が続いたりして、これまでじっくりと堪能できた試しがないのですね。大体が週末しか明るい時間に家にはいなかったせいで、その週末に雨が降るともうそのシーズンの桜は散りゆくものを眺めるしかないのです。 今年も案の定先週は毎日寒くて今週は昨日まで風が強くて・・・とお花見はおあずけでした。普通ならここでもう諦めるのですが、今年はリモート授業ですのでちょっと着込めば外で仕事できるかも!と昨日晴天だったのをいいことに、自分一人