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極寒、海で見つけた

マイナス10度の中海辺まで散歩に出た(*アメリカ東海岸在住です)

ちょっとうちからは遠いけれど、先週はひどい嵐だったし何かの動物(の死骸)が流れ着いているかもな、と行ってみた。なぜ死骸を探しているのかと言うと、私の夫は生物学者であり、自宅で骨格標本を作るからだ。我が家には約250種の生物の頭蓋骨と骨格標本がある。全て夫が処理して作った。(郡、市、州、国、国際間の生物標本を集められる許可・資格を持っていますので合法で採集しています。ちなみに絶滅危惧類ではなくても渡鳥などは許可なしに羽根や骨などの採集・保持は違法です)

うちに来た皆さんは”博物館じゃん!”と驚いてくれるが本当にそんな感じだ。ちなみに鉱物や化石やなんかもわんさかある。

さて、そんなんで出かけた海辺は青空だったけれど空気が冷たく、しんとしていた。こんな日に誰も海には来ないんだな(笑)。

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クリスマスにちょっと奮発して良い双眼鏡を買ったので、海鳥を観察。

ぶらぶらと歩いていると美しくて面白いものに遭遇する。

波のような砂、ボートが走っているように見える

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蛤のカラが転がっているのを見ているとその隣にカラに溜まっていた水が凍ったのであろう、蛤の形に氷が落ちている。

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この赤い砂は全部ガーネットだ。これだけ集めたい!

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生えている草が風に吹かれて禅寺の庭のような模様を描いていた。

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自然のコンパス

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生きているものも、生きていたものも、そこにあるだけで美しい世界を作ってるのがよくわかった散歩だった。(ゴミは見なかった!)

シマフィー 


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