覗きのプロ
台所で働いているとしょっちゅう覗いているアイツをを発見します。
中の様子を伺って私たちがいるのか、自分に気がつくのか、気がついたら何かくれるのか・・・色んな思いがちいさな心にぐるぐると蠢いているわけです。
これを反対側から見るとこんな感じです。
庭をウロウロすると足元にわらわらと寄ってくるシマリスたちですが、その内の何匹かは私たちが家の中にいるのかを確認するためにフェンスやスリッパによじ登って覗きを働く様になりました。フェンスに登っても、必ず家の中の人間が自分の姿が見え、さらに自分もちゃんと家の中の人間が見える絶妙の場所から首を伸ばして覗く、まさしくプロの覗きやです。
脳みそは多分私の小指の先ほどしかないと思います。そのちっちゃい頭で考えて中に誰かいたら、その人がこっちを見たら、何か美味しいものを出してくれるのかもしれないという予測がつく様になっているんですね。賢い!
ここ何週間か裏庭でのナワバリバトルがひどいので何もあげてなかったのですが、このシマリス(名はスーパータンカー・Super Tanker)は健気に何度も何度もよじ登って、顔を見上げて、立ち上がって、また登って、と繰り返すので誰もいなくなった頃を見計らってからこっそり家の中に招待します。
ドアを開けてしまうと四方から5−6匹走ってくるので、お家に招待は一回きりです。
そのあとはみなさんでデザートをどうぞ。
今日のメニューはマンゴの切れ端、イチゴのヘタに残った果肉、スイカの残り、メロンの端っこです。
覗きは続きますが、平和な夏の土曜日でした。
シマフィー
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