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あなたの町にも伊賀モクモクファームを 農業ユートピアの未来

伊賀、忍者で有名な土地に、モクモク手づくりファームという、農業公園がある。いいところだ。

そういうものは日本各地にもあって、なかなか都会近くは難しいようだが、千葉にはクルック・フィールズ(仕掛け人は、ミスチルのプロデューサー、小林武史)、滋賀県日野町にはブルーメの丘、京丹後には丹後あじわいの郷がある。ほかにもあるだろう。
10年前ぐらいからあって、いま経営はどうだろうと上の三つを検索したら、どこも良いようで、大きくなったところも。都会のレストランと契約し作物提供しているところも複数ある。

農業ユートピアの歴史は古く、このブログを見てほしい。いくつも例があって、昔は失敗も多かったが、近年はどこも活況のようだ。
41. ブラジルの弓場農場 ~生活芸術社会主義思想~ - ユートピア研究 (hatenablog.com)

作物を売ってそれも収入にできるので、経営が安定しているのだろう。
道の駅ブームもあるし、人々の関心が、実際農業や動物たちに、向き始め定着している部分が確かにある。
古くは小岩井農場などもそうで、ここは明治時代の大物が始めたところだ。今も観光農園としてあり、小岩井バターはブランドになった。

2   何よりこういうところの魅力は、明るい気持ちになることだ。
都会でノイローゼになった人も、ここなら治せそうだ。
阿蘇山の周り、北の日高地方でも放牧はあるが、営農者は減ったそうだ。だが、大草原を、鞍もない馬が疾走する姿は、なんとも言えず美しい。
自然農法で世界的に有名な人、福岡正信の農園は、子孫が後を継いで弟子を養成していて、先日テレビでドキュメンタリーを見た。ここ、録画した20分余り見直したが、本当の魂の農業、背筋が伸びる、感動の姿で、他にも動画があるので、検索をしてみてほしい。(この年、乾きがひどかったが、水をあげるとミカンがそれに頼る、と言って、ぎりぎりまで我慢させる。)
そうそう、昔ハリソン・フォード主演でヒットした、「刑事ジョンブック」という映画で、アーミッシュという馬車などの古い生活を守る北米の一地域集団を描いていただろう?あそこ、どうなったか検索したら、人は増えていて、同じ暮らしをしているらしい。町山智弘など、日本人の取った動画もある。

3  温暖化、人口減など、農業の危機も言われて久しい。しかし、こういうところで人の目が農業に向かうことは、かならずそういう部分でもプラスだ。ものづくりだけでない、日本のすごさを、よみがえらせてほしい。

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