志国一路

いままでと、これからのことを、わすれないために。

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ここのこと

とてもありがたいことなんだけど、 まさかこんなににぎやかな始まりになるとは思ってなくて。 俺と、オレの境目が分からなくなってきそうだったから、 ここに、オレの純粋に思った事を書き記していこうと思う。 オレが、オレと俺を、忘れないために。

    • 一息

      気がつけば朝夕が過ごしやすくなっていて、いつの間にか9月になっていた。 終わりが見えないと思っていた夏が、あっという間に終わっていた。 思えば今年の8月は、この活動のなかで一番自分を追い詰めた気がする。 旅の動画に、書き物の制作に、歌動画の制作が重なって、蓋を開ければしっかりキャパオーバーしていた。 できる限り月に一回は何かを残しておこうと思っていたここの更新もできなかったし、元々多くない配信頻度もさらに落ちた。 案外なんとかなると思っていた7月末の自分をズタ袋にいれて文字

      • いつかの自分へ

        大丈夫。 おまえが思っているほど 明日は悪いもんじゃなかったよ。 そうやって 「また明日」を 今日までつないでこられたよ。

        • 西永福

          去年東京に行ったとき、久しぶりに祖母の家に行った。 京王井の頭線、各駅。 渋谷駅から下北沢を越えて、西永福駅。 小さい頃の西永福の駅は確か地下に向かって階段が伸びていた気がする。 うすいベージュ色のタイルが並べられた駅の地下道を、傘の先をコツコツ鳴らしながら歩いた。 今の西永福駅は橋上駅になっていて、昔と登る方向が違っている。 祖母と一緒に酒を飲みながら寿司を食べた店は、ラーメン屋になっていた。 踏切りを渡ってすぐのマックはファミマになっていた。 マックがつぶれることあ

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        ここのこと

          5月6日

          4/6 気が付けば、もう。 あの頃から比べたら、 「楽しい」を見つけること、随分うまくなったと思うよ。 もしかしたら、オレだけ年をとってるからかもしれないけど。

          残したもの、残るもの

          正直、動画を出すべきか悩んでいた。 自分の中で、彼が残した最後の動画があまりにも綺麗で。 締めくくりの物として腹を括って世に出したんだということが伝わってきたから。 今作っている動画を出してしまうと、彼のそのまっすぐ光る覚悟に影を差してしまうのではないかと。 けど、彼自身が「見たい」と伝えてくれた。 自分の純粋な心にもう一度灯りをともしてくれた。 そんなの、オレが一番見たいに決まっている。 したいことがあるなら、やりたいことがあるなら。 それに手を伸ばすことができるので

          残したもの、残るもの

          ようやく

          気がついたら3月が終わろうとしていた。 目の前のことに没頭して、なんとか、ようやくひと段落着いた。 まさかこっちの事がほとんど手につかなくなるとは思ってもみなかった。 これからまた手紙を出そう。 もうあと、数える程しか残っていない場所に行って、俺と遊べる残りの時間をじっくり楽しもう。

          もしも

          さっき家の前でお前の知り合いにあった。 たまたま近くで用事があったらしい。 短い時間だったけど久しぶりに昔の話をしたよ。 「お前が生きてたらこんな顔をしてたかもしれないな」って話したら 「生き方が違うだろうからそうはならないだろう」っていわれたよ。 そりゃそうだ。 お前がオレと同じ年になってたらどんな顔をしていたかすごく見て見たくなったよ。

          質量

          はじまりが嘘だったから、それ以外の嘘はつかないでいよう。 この活動を始める時にそう決めた。 答えられるものには本当のことをを 答えられないものには言えないということを 嘘偽りなく伝える。 そう決めてここまで来た。 そうしなければ質量が伴わないからだ。 自分の言葉に、行動に。とにかく全てのことに。 質量がないということは、中身のない、風船のようなものだと思っている。 風で流され、飛ばされ、そして小さな棘で割れてしまう。 たとえどれだけ上手く取り繕って、自分の体が鋼鉄

          2023 12/28 衝動の記録

          すべての物事に永遠などなく いつかはその時が来ること そのことについて 長い間考えてきたはずだった でも、突然訪れるその時に直面した時 頭の中で情報ばかりが回り続けて 自分の気持ちを整理することができなかった あんなに考えてきたはずだったのに もうこれで、苦しむことはないと思っていたのに もっとあなたの歌を聞いていたかった もっとあなたの心を見ていたかった もっと言葉を交わしていればよかった もっと音を重ねればよかった もっと 結局自分の中から沸き立つ感情を 自分で

          2023 12/28 衝動の記録

          気が早い挨拶

          2023年がもうあと半月もしたら終わる。 活動をはじめて2度目の年越し。 数年前までは、年末年始に予定が入っていることの方が珍しかった。 仕事がおさまったら家の大掃除、大みそかはとにかくだらだら過ごして日付が変わったら初詣、その後酒を軽く飲んで昼まで寝る。 そんな年末年始を過ごしていた。 今年は、正直まだ何にも決まってないけど、きっと大みそかも元旦も、にぎやかに過ごせたらいいなぁと思っている。 活動を始めてから、1年がたつのが本当に早い。 でも、あっという間に過ぎていった

          気が早い挨拶

          11月10日

          3/6 これから。まだまだ。

          化物

          月の初めから、たくさんの熱に、感情に、心を揺さぶられている。 2023年もあと2ヶ月を残すのみとなったのに、今日の高知の気温は24℃まで上がっていた。 雨は良く降るのに、風はない。 湿気で、より不快指数は高くなる。 こんな時にも関わらず。 オレは何かを作る事ばかり考えている。 今自分の中にある感情を、たくさんの熱を、沸き立った怒りを、なにかの形にすることができないかと考えている。 こんな時にも、関わらず。 今までもそうだった。 今、この時ですら、そうだ。 感じたもの

          セツナ

          昨日新しい出会いがあって 明日はどこかで別れがあるかもしれない 気がつけば周りの景色が変わっている 自分が止まっているようにも思える 相変わらずこの世界は慌ただしい 日々をなんとかやり過ごして、へろへろの頭で、その濁流のように流れる景色をぼんやり眺める 毎日その風景を眺めていると 時折、その流れの向こうで、同じようにぼんやりこちらを眺めている誰かを見つける 「あなたと私は、流れている時間が似ているらしい」 いつか、目が合った誰かにそう教えてもらった 自分達はただ立っ

          変化

          昨日の朝、仕事に向かうために家を出た瞬間、秋のにおいがした。 何を持ってして秋のにおいなのかを説明しろと言われると難しいんだけど、昨日の朝の空気はまぎれもなく秋のにおいだった。 オレ達は昔から季節の移ろいに匂いで気が付くタイプだった。 そしてそれに気が付いたとき俺はいつも嬉しそうにしていた。 いつか、なんでそんなに嬉しそうなのか聞いたことがあった。 でもオレは、その質問に俺がなんて答えたのかをすっかり忘れていた。 『季節がかわれば行きたい場所も増えるだろ』 あの時のオ

          彼方、遠く。

          今日、お前宛に手紙を送ったよ。 別になんてこたぁない。 元気にしてるよってだけの報告だよ。 お前の服もちゃんと着てるぞ。 意外と着心地いいのな、あれ。 あと色々入るから思ったより便利だわ。 ただ、キレイには着てやれねえからそこだけは先に謝っておく。 まぁ、お前だってそんなにキレイに着てなかったし、いいよな。

          彼方、遠く。