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生きる力

自分で生きる力を身につける

今までにない大きな問題が発生してしまいました💦
緊急事態宣言後からオンラインになって不安要素が満載だった子が、受験日当日になって、大学も専門学校もまったく出願手続きをしていないということが判明😱
リアルではなかった経験です😨
今までは、こういうことがないように親御さんにも頻繁に連絡し、
目の前で書類を書いてもらったり、受験料払いに行ってもらったり、全部確認して封筒に入れてもらうなどやってもらったのです。
ですが、緊急事態宣言後は希望者はオンライン授業となり、登校する機会が減ったり無くなったりする子も多く、直接サポートできることが減ってしまうため、どうしてもご家庭でのご協力(自分の子供なのだからご協力なんていう言い方も変なのですが)が必要になってしまう事態となっていました。
だからこそ、頻繁にご家庭にご連絡をし、本人にもしつこく指示と確認をして、受験料振り込んだか、受験票早く印刷してねとか催促していたのですが、こういう子はオンラインではやっぱり緊張感や重要感が生まれず、親御さんも自分のことではないような傍観者的な方だったりすると、本当に不安要素がなくなりません。オンライン授業の時間を勉強以外のこういうことのために使わねばならなかったり、最近の出願等は殆どがWEBのため、オンライン繋ぎながらやってもらうことも難しく、最大限気をつけたつもりですが限界もあり、こんな事態になってしまって愕然としてしまいました😢
専門学校と大学共に後期の出願をとにかくさせるべく、スタッフの方々と一丸となって、本人だけでなく親御さんにも更に働きかけています。
どうしたら、こういった子のこういった事態が防げるのか、模索です💧

もちろん、オンラインがとっても合っている子もいます。
リラックスして、集中できて、自習も宿題もバッチリです!

オンラインで自宅で授業を受けているうち、リラックスしすぎて集中出来ず落ち着きがなくなって、今までできていたことがどんどん出来なくなっていき、本当にグダグダになってしまう子もいます。今回の子はその典型でした。
だから、出来るだけ登校して欲しかったのですが、このご時世柄強制はできないし、必要以上に怖がったり、楽なことを知ってしまうと楽さに流されてしまったりで難しいです。

集中力や注意力が散漫になってしまう子は、登校することで勉強の体制に入り、ノートや手元、雰囲気をリアルでチェックでき、程よく緊張感のある中でオンオフをきりかえる機会になります。
勉強や受験だけではなく、いろいろなことを自分でできるようになるための練習の場でもあります。
どんな子でも、自分で生きていく力はつけていかないといけないから。
親が助けすぎても、助けすぎなくても、社会で生きていくことができなくなってしまう。全く1人では無理でも、必要な支援を受けながら、生活をしていかないといけない。
家族が助けてくれないことは多々あります。何をもって幸せというかはわからないけれど、幸せな家族は、実はそうたくさんないのかもしれないと思ったりします。それでも、生きていける力をつけてもらうことも私達の役目でもあるので、生きる力が弱い子は、少しずつ力をつけていってもらいたいです。
しなやかさを身につけるためには、挫折も失敗もマイナスではない。しなやかさは強さです。受験は最初の試練ですが、いい機会ですね。
私もがむしゃらに生きてきました。運が良かったのかもしれないし、かなり歪んだかもしれない💦でも、社会に出てから出会えた方々に恵まれたことは、幸せなことだなと思えています。
だから子供達には、大人になることや広い世界に出ることは、悪くはないよと伝えています。

いたずらに恐怖心を煽る自粛要請で、オンラインには向いていない子達がオンラインになり、こぼれてしまうのをどう防ぐか。オンラインの課題でもあります。

でも、いつでもどこでも、素晴らしい授業を行う、受けられるオンライン授業は、可能性がいっぱいです!
どんどんいろいろやっていきたいと思います♪

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