虐待とAI

発達障害に関わる人達とのスーパービジョン的な勉強会であるコミカル広場も、今年は終了。
新しい方々もいらっしゃり、更にいろいろなお話も聞けて視野が広がりました。
来年は更に学んだことを実践して磨いて、発達障害の子達の防災・減災にもつなげていきたいなと思います。

広場での話題の1つに、AIについても出ました。

ただでさえ、スマホやSNSなどでリアルな人との関わりが薄くなっているのに、ますます人間関係が作れなくなってしまうのではないかという意見が大半。

けれど、私の生徒の中の、ネグレクトを受けた子や、家庭環境などに恵まれない子は、ヘタをすると肉体的にも精神的にも暴力を受けるかもしれない、何も答えてくれない人間よりも、こんなAIの方が温かみがある、と言うのです。

確かに、自分にとって都合の良いことしか言ってくれないから、都合の悪いことには耳を傾けられない人は多い気もします。
が、全くひと(?)との関わりも自分の存在意味も感じられずに育ったり命を無くすより、人間らしい会話ができる時間があるというのは貴重なのでは、とも思ってしまうのです。

進歩すれば、それこそ本当の親のように、叱ってくれるAIもできるかもしれないし。
SFの世界のアンドロイドナニーなんていうのも、もう空想の世界のものではなくなりそう。

「テラへ」のマザーみたいになっては困るけれど😅
けれど、親という適性のある専門職が子育てをするのは、子供にとっては幸せなのかもしれないと、ちょっぴりだけ思ってしまったりもしたのです。

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