式根島よっちき会議

東京都の伊豆諸島にある、人口500人ほどの小さな離島・式根島。 島の診療所にたった1人…

式根島よっちき会議

東京都の伊豆諸島にある、人口500人ほどの小さな離島・式根島。 島の診療所にたった1人の医師がいるだけの島で、コミュニティナースの「おせっかい会議」を参考に生まれた「よっちき会議」で、島の人々とともに健康と幸せを考える活動を運営しています。 式根弁でスキのお礼をしています。

最近の記事

【よっちき会議 3月特別編】出てこれないなら会いに行こう!

3月はよっちき会議の年度最終回に加えて、 地域での実践活動にも挑戦した。 地域活動では、出渋っていた地域の人に会いに行き、 見違えるような笑顔と楽しい時間を過ごし、会議メンバーに報告もできた。 半年間の集大成として歩み始めた実践活動の第1歩と、そのまとめを振り返りたい。 まずは「呼ぶ」より「行く」2月の「よっちき!もちよりサロン」では「もちよる」というコンセプトのもとで、運営の負担を抑えながら参加者みんなで役割を見つけながら楽しむことができた。 その一方で、サロンに来て

    • 【よっちき会議 3月レポ】立ち上げて続けてきたからこそ、見えてきたこと。

      2023年秋から始まった式根島おせっかい会議。特別編や番外編などイレギュラーな回も含めて継続して活動を続け、今回は2023年度のラスト開催となりました。 ゲストの方が来てくれたり、コミュニティナースつながりの差し入れがあったり、突然の若者の熱いトークを聞いたり、盛りだくさんだった3月の開催レポートをお届けします! コミュニティーナースのゲストがやってきました♡今回のよっちき会議には、前回もオンラインで参加していただいたコミュニティナースの運営会社(株式会社CNC)のナツコ

      • 【よっちき会議 2月レポ】 「もちより」で育つチームワーク

        『コミュニティナース』という本と考え方に共鳴したおじいさん・千松さんが周囲に声をかけ、共感した島の人達とで、2023年秋から始まった式根島おせっかい会議。 徐々に「式根島らしさ」を考えてビジョンを決め、名前も「よっちき会議」となった。 年が明けて1月の話し合いでは、よっちき会議の地域活動計画 「よっちき!もちよりサロン」が決まった。 2月はいよいよお試し版に挑戦だ。 思い通りにいかなくても、メンバーは全力で楽しめる。 試行錯誤で生まれる楽しさとは?気軽に参加できる仕組みと

        • 【よっちき会議 1月レポ 】試行錯誤の作戦会議

          2023年末、「式根島らしさ」を追求して 名前やビジョンを刷新した新生「よっちき会議」 2024年も更に加速して、1月は企画の内容が具体的に決まった。 企画テーマは、 「よっちき!もちよりサロン」 みんなが好きな飲みもの、軽食を持ち寄り、お互いの話したい気持ちと共に交換する場だ。 それでも、この名前やコンセプトを仲間で共有するまでは、中々一筋縄では行かなかった。 そんな試行錯誤、手探りの道のりを振り返りたい カフェを開きながらカフェのイメージを膨らませる 式根島は東

        【よっちき会議 3月特別編】出てこれないなら会いに行こう!

          【第4回おせっかい会議】〜具体的な活動の第一歩は、名前を決めることから?〜

          前回のnoteで式根島で学生による地域診断の報告イベントを実施したことをお伝えしました。 島民以外の第三者、しかも学生という若い人から式根島はどう見えているのか、リアルな声を聞くことができたことは、とても新鮮な体験でした。 このイベントから間もない12/19に、第4回のおせっかい会議(新生よっちき会議)が行われました! 式根島にあったら良いな、と思うことを書き出してみよう!学生たちの率直で客観的な話を聞いた後、会議で話し合ったのは「島にどんなところがあったら行きたくなる

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          【よっちき会議・特別編】学生報告会という名の、対話の場づくり

          よく晴れた12月のある日 学生と式根島の人々が、画面越しに対談していた。 「式根島の魅力と課題は?」 学生からの素直な問いに、世代も肩書もしがらみも超えて、島の人々がホンキで考えている光景が広がっていた。 おせっかい会議(現よっちき会議)を運営していた私(式根島診療所のドクター)は、 学生実習の受入も行っていたので、この2つをコラボさせたのだ。 結果は大成功。 半年間の軌跡を振り返りながら、目の前で更に盛り上がる島の人々に希望をいだいた。 地域診断やってみよう?学生団

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          【第3回 おせっかい会議】〜一流の事例から学ぶまちづくりのヒント〜

          式根島でおせっかい会議(新生よっちき会議)が立ち上がって3ヶ月 続いては、11/27の第3回の開催レポです! 参加者が少ない中でも、様々な事例から取り入れたいアイデアのタネを探し出した前回。 「地域のあらゆる人達が参加でき、 健康と幸せを育み合うまちづくりとは?」 の問いが更に深まりました。 そこで11/27に開いた回では、更に優秀な事例をもとに、実践者とも対話できる時間を作りました。 外部イベントとのコラボ開催今回は、おせっかい会議に関わる私が、都立病院機構内で担当し

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          【第2回 おせっかい会議レポ】〜反省はしている・後悔はしていない〜

          式根島でおせっかい会議(新生よっちき会議)が立ち上がって3ヶ月。 続いては、11/10の第2回の開催レポです! 想定以上の参加者数で、様々なアイデアが生まれた第1回おせっかい会議。 あれからどのように会議は進んでいくのでしょうか? ちょっと駆け足で振り返ります! 〈準備〉 あれっ少ない?今回のテーマは、 「盛り上がったアイデアに関連した全国の事例を参考に見て、アイデアをフラッシュアップすること」にしました。 そして過去2回の盛り上がりを受けて事前に色々な工夫を試してみま

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          【第1回おせっかい会議】〜参加者11人の学校への思いとは?〜

          式根島でおせっかい会議(新生よっちき会議)は、第0回に続いて、10/24に第1回を開催しました! ↓第0回の様子はこちら 2ヶ月半ほど遡りますが、第1回のおせっかい会議のレポートをお届けします。 記念すべき第1回のテーマは「学校」前回の第0回の会議の際、集まった活動アイデアの中に学校に関するものが多かったことから、第1回は「学校」についてあれこれと話す場にすることにしました。 会場も、実際に学校にしました! 式根島小学校の図書室が会場です。人口500人未満、高齢化率も

          【第1回おせっかい会議】〜参加者11人の学校への思いとは?〜

          【第0回 おせっかい会議】〜自分の言葉で語ることが1番納得できる〜

          式根島でおせっかい会議が立ち上がって早3ヶ月。 少しずつですが、式根島に関わる方々の想いが集まり、共感が繋がり、次の活動が見えてきました。 12月19日の回ではついに式根島オリジナル会議名として、 「よっちき会議」という名前になりました! 報告が遅くなっちゃいましたが、年末年始のタイミングでしっかりと振り返っていきます! そもそも「式根島ってどこ?」とか、「おせっかい会議ってなに?」って方は、立ち上がりの時の想いが詰まった記事を読んでみてね。 今回は、10月に緊張しな

          【第0回 おせっかい会議】〜自分の言葉で語ることが1番納得できる〜

          「式根島おせっかい会議」のnoteを始めます。

          式根島おせっかい会議のnoteを始めることにしました。 「式根島おせっかい会議」とは?「式根島おせっかい会議」は、東京都の伊豆諸島のひとつ、人口500人未満の小さな離島である式根島で動いている小さな活動です。 月に1〜2回、有志で集まって、式根島のことについて語り合ったり、「健康」と「幸せ」について考えたりしています。 このnoteでは、「式根島おせっかい会議」の活動や今後の展開などを(議事録の意味も込めて)書いていきたいと思います。 私たちはこれまで、さまざまな地域

          「式根島おせっかい会議」のnoteを始めます。