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【第2回 おせっかい会議レポ】〜反省はしている・後悔はしていない〜

式根島でおせっかい会議(新生よっちき会議)が立ち上がって3ヶ月。
続いては、11/10の第2回の開催レポです!

想定以上の参加者数で、様々なアイデアが生まれた第1回おせっかい会議。
あれからどのように会議は進んでいくのでしょうか?
ちょっと駆け足で振り返ります!

第2回ポスター。お決まりの構成になってきた。

〈準備〉 あれっ少ない?

今回のテーマは、
「盛り上がったアイデアに関連した全国の事例を参考に見て、アイデアをフラッシュアップすること」にしました。

そして過去2回の盛り上がりを受けて事前に色々な工夫を試してみました!

まず、11月4日に全国のコミュニティナース事例を参考にしよう!と言うことで本家コミュニティナースカンパニー主催の「おせっかいAward」のYouTube生中継をみんなで鑑賞しました。

「横文字だと伝わらない」とおじいさんの意見をもらい
「生中継上映会」に直訳w

イメージはサッカーW杯のパブリックビューイング!
公民館自慢の巨大モニターにYouTube生中継を映し出し、
スポーツバーさながらの盛り上がりになる想定でしたが、、、

参加者は2名😭
待てど暮らせど増えませんでした。
それでも参加してくださったお二人は、今までの式根島おせっかい会議にも参加してくれていたので、興味深そうにYouTube中継を見て、気づきや島に取り入れたいことを積極的にシェアしてくれました。

椅子は沢山用意したけど、、、

そして当日に向けては、今まで参加してほしかったけど参加できていなかった人に日程を合わせました。

また、今回の会議直前に式根島の教育委員会事業で、
デジタル教育を普及するイベントを連日開催していた団体「みんなのコード」の方達にもお声がけしたところ、快く参加してくれました!

〈イントロ〉 式根島に既にある良い活動は?

そんなワクワクの準備を終えて、いざ第2回おせっかい会議も当日!
集まったのは最終的に6名。
そのうち2名はさっきの団体職員の方達だったので、
式根島民は4名でした。

1名でも集まってもらえたことは尊いですが、
第1回の10名以上の盛り上がりと比べると、、ちょっと落ち込みますね。

それでも集まってくれた方は、郵便局、学校の先生など様々。
準備してきたワークショップをまた展開します。

まずは前回までで出たアイデアを振返りながら、
「式根島の中で、健康と幸せに関わりそうな活動は?」
という問いを考えてもらいました。

今まで参加できていない人もいる中で、
まずは身近なところで既にコミュニティナース的に動いている人や活動を
再発見してもらおうと考えたからです。

活動と言っても思い浮かばない人もいたので
「自分や誰かが健康になれる気がするもの」を考えてもらい、
貼り出しながら理由を聞いていきました。
結果的に自然に関わるもの・生活に関わるものに分かれました。

〈ワーク〉 実際の活動を見てみよう

実際の活動を知るワークでは、5つの事例を紹介。
直前のおせっかいAwardで大賞を受賞した活動グループのプレゼンや、
今まで上がった活動案と似ている活動事例をネットで探して紹介しました。

その活動紹介の中の目玉に、「みんなのコード」の皆さんに生プレゼンをしてもらいました。

学校内のデジタル教育普及として始まった団体ですが、学校の外もデジタルで遊べる場作りを進めたところ、社会教育や子どもの居場所としても注目されています。
式根島でも「放課後に子供が行く場所がない」と困る転勤族のお母さんもいて、そのような子の居場所としても活躍していました。

実際に新島・式根島でイベントを開催していた時のポスター

中学校までしかない小さな離島で、
デジタル教育が遊びのように受けられたら最高ですよね?
実際に公民館で連日開催している様子はとても明るい雰囲気で、
ぜひ一時的なイベントで終わらせず今後の島での動きも考えたいと思い、
おせっかい会議当日は参考事例の1つとして活動紹介をしてもらいました。

〈まとめ〉 反省をどう活かすか?

5つの活動事例紹介を踏まえて、良いと思った点・式根島で既にある活動と似ている点を書き出しました。

地元に長く住む人だからこそ分かる交通事情などを
道案内に活かす「鯖江おせっ会」の活動を見て、
「式根島でも道に迷っている人を島民が案内するよね」
という話などが出ました。

また、「みんなのコード」から参加した方からは、
10日間程度の式根島滞在で島の子供を中心に交流する中で、
「踊りなど自分主体で表現したい・見てもらいたいという人が多い」
という島の人自身では気づかない指摘もありました。

面白い対話もありましたが、全体を見ると「良いと思った点」が多く「式根島で既にある活動と似ている点」が少なくなり、全国の好事例に圧倒されてしまったような印象もありました。

✔全国の事例と式根島で既にある活動の似ていることを見つけて「自分達の地域も良い活動をしている」自信を持ってもらうこと
✔先行事例や経験を踏まえて新しいアイデアを育てる「デザイン思考」を実践する

ことを目標にしていましたが、アイデアを育てる時間と事例を参考にする時間のバランスが大事だと、私自身の学びにもなりました。

反省点も見つかった第2回ですが、
反省を活かして歩みは止めずにおせっかい会議は進んでいきます!

これからの開催レポもお楽しみに!


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