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【第1回おせっかい会議】〜参加者11人の学校への思いとは?〜

式根島でおせっかい会議(新生よっちき会議)は、第0回に続いて、10/24に第1回を開催しました!

↓第0回の様子はこちら

2ヶ月半ほど遡りますが、第1回のおせっかい会議のレポートをお届けします。


記念すべき第1回のテーマは「学校」

前回の第0回の会議の際、集まった活動アイデアの中に学校に関するものが多かったことから、第1回は「学校」についてあれこれと話す場にすることにしました。

会場も、実際に学校にしました!
式根島小学校の図書室が会場です。人口500人未満、高齢化率も高い式根島では唯一の小学校で、現在は1学年数人の小さな小学校ですが、図書室はとても広く、素敵な空間です。


第1回の告知ポスター

11人参加!島の外からも参加者がやってくる!

第1回のよっちき会議には、総勢11人の参加者が!

第0回に参加した発起人のおじいさん、島に2店舗しかない飲食店の店長、島の学校の校長先生、そして初参加の方々。さらに、今回は島外からも参加がありました(発起人のおじいさんの友だちの娘←長い!)。

今回が初の参加者の方もいるので、前回と同様、簡単にこの活動を始めるきっかけとなったコミュニティナースについて紹介し、地域のつながりを活かして健康と幸せを作る活動はここ(式根島)でもできるという話を簡単に説明しました。

<ワーク1>思い出話が止まらない!

そして、早速手を動かすワークに。
想定以上の参加者だったので、アイデア出しは2グループに分けて実施することになりました。

ワークは前回と同様、KJ法と呼ばれる方式で行いました。まずは問いかけのテーマに対して、個人が思うことをそれぞれ付箋に書き出します。その付箋を模造紙に張り出していき、似ているものをグループ分けしながら整理して、ディスカッションの方向性を見つけていく手法です。

最初のテーマは「学校の思い出」

今回は式根島で小学校、中学校時代を過ごした人も、島外で過ごした人も、楽しかった思い出を付箋に書いていきます。

多くの参加者が遊んだことを楽しかった思い出として書き出していくのですが、やっぱり式根島出身者が書き出した思い出はダイナミックな自然との関わりだったり、現在の式根島よりも倍くらいの人がいて島が賑わっている時代のエピソードだったり、ついつい懐かしくて思い出話に花が咲く…

島外出身者としても面白くて興味津々ですが、先に進めましょう!(笑)

<ワーク2>式根島の学校の好きなところ✕みんなが行きたくなる学校とは?

続いての問いかけのテーマは「大人も行きたくなる学校」

このテーマは、どんな学校なら、大人も行きたくなって人と人がつながることができるか、を考えることになりました。

「地域の人が先生になる」「大人も学べる」という学びに対するアイデアがいろいろと出たり、「明るくて楽しい」という場としての魅力をあげる付箋も多くありました。

さらに

「式根島の学校の好きなところ」

についても書き出しました。

付箋をグループに分けていくと、式根島の学校の好きなところは、先生と生徒の距離が近く、自由なところ、ということが見えてきました。少人数だからこそ人と人とのつながりが深く、一人ひとりを尊重できるために、自由がある。式根島の学校ならではの魅力的なところがたくさんあります。

そして最後には、今までの問いかけを踏まえ、

「みんなが行きたくなる式根島の学校」

を考えました。

このテーマにも、たくさんのアイデアが出ました!例えば、

「こども食堂があると良いのでは?」
「それなら島の食材を使ったほうが良いよ」
「島のお母さんたちが作った郷土料理を食べたい」

などなど、「食」をきっかけにしたアイデアは、やっぱり盛り上がります!

第1回会議のまとめ

<まとめ>今後は会議をどの方向に持っていこうか?

10人以上の盛り上がった会議は、式根島の学校の良いところがわかり、つながりを作る方向性が漠然と見えてきたと感じることができました。

しかし、まだまだ明確な着地点(ゴール)は見えません。

今後、コミュニティナースの考え方を元にしたよっちき会議を続けていくためには、明確な着地点や締切(ゴールを実施する日程)を決める必要があるかもしれない。

ということを、発起人のおじいさんとも会議後に話し合いました。

いろいろな話をすることは楽しいのですが、ただ楽しかったね!だけではなく、大事な時間を割いて会議に参加するモチベーションのためにも、ゴールは必要です。

そして、そのゴールはこの会議から自然発生的に生まれることが大事。会議のモデレーターやKJ法の手法は必要でも、参加者の総意になるようにする必要があります。そのためには、今後はどのようなテーマでどう進めたら良いのか?

という課題を持ち帰った第1回でした。

この後、島内のディスカッションだけでなく、コミュニティナース関連のイベントや地域創生イベントなどの機会も活かしながら、よっちき会議を続けていくことになります。第2回のレポもお楽しみに♪

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