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【ゆるゆる寺社フォト】陽運寺・田宮稲荷(東京・新宿区)

いずれもあの四谷怪談のお岩さんにまつわる寺社。

地下鉄丸ノ内線・四谷三丁目駅から徒歩5分程度。

大通りから一本入ると、不思議なくらい静かな住宅街になりまして、そこに溶け込むように佇むお寺が陽運寺よううんじさん、その斜め向かいに、田宮神社さん。
別々に構えておられます。

陽運寺さんは、東京の最強縁切り神社として必ず名前があがる場所。
ココ行くと実は良くないんですか……?と、四谷怪談の怖いイメージをお持ちの方も多いようですが、行ってみるとすべてを優しく包み込むような空気がゆったり流れる、めっちゃめちゃ癒しの空間。

今回の写真はちょっと暗めになってしまいましたが……わたしの腕の問題です。


怪談話は後世の人がつくり上げたもの。
お岩さん自身は良妻賢母だったと伝わっています。

田宮家の邸内にあり、この家の娘・お岩さんが信仰していたのが田宮稲荷。
お岩さんゆかりの祠があったのがきっかけで開かれたのが陽運寺。境内には、お岩さん由縁の井戸や、お岩さんが使っていた霊水による手水もあります。



陽運寺さんには、毎月一日ついたち限定の縁結びお守りが。

それを狙って一日に行ったわけじゃないけど、何だかラッキーじゃないか!
と嬉しくなってお守り買っちゃいました。
楽しく穏やかに生きるためのご縁に恵まれますように。


なお、縁切り系の寺社については、「縁切り目的で訪れる人達の念が渦巻いているので、お参りすることでかえって良くないものをもらってしまう」という話もあります。

どうなんでしょうね?
そう言われたらそうかもしれませんが……

少なくともこの陽運寺さんには、イヤなものが渦巻いてる感じはしません。
むしろ、辛い気持ちを和らげてくれるような居心地です。

優しいお母さんて、こういう存在なんだろうなあ……なんてつい想像してしまいます。




< 授かった言葉 >

今ぞ知る
身にあまる神の恵みを

お言葉の紙と
一日限定の縁結びお守り
お守りは何種類もあり


田宮神社の境内にある小箱に、色々なお言葉が書かれた紙が入っているので、その中で気になるものを持ち帰ってよいというシステムです。


今、満ち足りている。
つい忘れがちですけどね…
特に体調悪かったりすると…

……そうは言っても、
体調良くないのはそれはそれでつらいのですが……

けれど、
それ以外のことに感謝しましょう、
ということですね。




Date : 2024.7.1  15:00~

(今回はアプリで直しまくったので、写真の数字は省略)


陽運寺さん入口


陽運寺さん入り口から真正面
福禄寿稲荷神


福禄寿稲荷神を前に立ち、
左手を向くとお堂
この中にお岩さんが祀られています
鰐口(鐘)は静かに鳴らしましょう


もともと緑が多く、さらに撮影時はうっすら雨で薄暗かったので、絞りを開けたりIsoあげまくったり。


絵馬と「叶玉」(かのうだま)


ここに玉を投げ入れながら
願掛けします


「叶玉」(かのうだま)
石なので食べられませんが
なんか美味しそう……

白くてころりんとしたまん丸の玉が三つ入っています。願いごとを心で唱えながら、優しく投げ入れます。

三つのお願い。
あなたなら、何をお願いしますか?
わたしの願いの一つは「健康」です。
最近、とにかく心も身体も健康第一が幸せに欠かせないな、と。

「水掛け福寿菩薩」


麗しき菩薩さま

ナムホウレンゲキョウと唱えながら、菩薩さまに優しくお水をかけます。
その様子が撮れたら美しいのですが、一人なので無理。


田宮稲荷入口
奥のお社の右手に、
お言葉の紙が入った小箱がありました


キリッとした眷属さん



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