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転職できないなんて誰がいった?①

前回と同様に、かなり時間をあいて急に書きたくなる記事。
気まぐれやなぁ。笑
まあ自分の備忘録のような感じで書いてるからそれでいいか。

昔から日記って続かへんかってんよなぁ。
逆にTwitterくらいの手軽さが便利なんやけど、気持ちを吐露してるから、整理されてなくてなんのこっちゃ状態。笑
そういう意味で不定期更新とはいえ、noteの存在は個人的に結構大事。


転職については、20代の頃から幾度か考えたことがありました。
仕事がしんどいとき、人間関係がしんどいとき、金銭的にしんどいとき…etc
そのたびに、転職サイトを徘徊して、応募して、書類選考して、面接受けて、落ちて、を繰り返していたのです。
現職にも、未来の転職先候補にもモヤモヤしたまま活動していましたが、
今思えば、それがとてもよくなかったんやろうなぁと思います。

女30代、転職への決断

転職3社目を決める活動を本格的に始めたのは、2022年7月。
大きな理由は3つ。

  • 会社(業界)の将来性に対する不安

  • 納得できない給与

  • 働く仲間への不満感

代表格3つ、というところですね。実際はもーーーっと細々とした小さな理由が積み重なって、「あぁ、やっぱり転職したほうがいいな」って動き出しました。

転職をするうえで、ポジティブな理由がいいってよく言うけれど、実際、世の中の大半は、ネガティブな理由が動き出しのきっかけだと思います。
(それをポジティブに変換、洗脳してくれるエージェントにリスペクト感じた)

会社(業界)の将来性に対する不安

(変換:将来性のある会社で成長を感じながら働きたい)

ブライダル業界で働いていた私。(いわゆる花形職種ではなく裏方)
コロナの影響で、ほとんどの結婚式がなくなってしまう経験をした。それでも、今は幾分、結婚式の需要は戻ってきている。
結婚式はなくならない、そう思った。
その反面、一時的とはいえ、結婚式がなくなる=仕事がなくなる人たちにとって、仕事を変えざるを得ず、業界人口は減ったはずです。飲食店や観光業と同じ。

結婚式は、積み重ねて得た知見や経験が、クオリティとしてお客様へのサービスに繋がることがが往々にしてあると思っていて。
結婚式では、非日常を求めるお客様が多いから、理想と期待と妄想があり、それを裏切られると超絶落胆。
しかし、先述のとおり働く人々は、仕事なくなると生活できないから別の仕事に流れていって、経験値を積み重ねた層がいなくなっちゃうんですよ。あと、女性人口も多いから、辞めちゃったり産休後の現場復帰難しかったり。

するとどうなるかっていうと、結婚式全体のクオリティ下がっていくのでは?というお話で。クオリティ下がる=需要下がる=業績下がるってゆうこの負のサイクルに気づいたとき、「この業界、厳しいんじゃない?」ってなりました。

加えて、根本的なビジネスモデルというか収益構造的に、これイケてる…?
というなんとも経営もしたことない私がいうことではないが、厳しいなこりゃ、ってなりました。

もちろん、私が関わりのあった極一部のお話であって、革命的な結婚式とか、革命的な会社と、。それはビジネスモデルも含めて。でも、私が全盛期として生きる時代の内には、この普及は難しいだろうなって思いました。

この内容が、そのまま会社に対する不安にも繋がった。
変わりたいけど変われない業界、変わりたいけど変われない会社。
革命を起こしたい幹部と、革命についていけない社員。
他業界にも手を出したい幹部と、ブライダルに執着がしたい社員。

このブレブレの中で働くの嫌やなぁって思って、転職へ歩を進めました。

納得できない給与

(変換:キャリアアップを視野にいれて働きたい)

勤続10年、いわゆる管理職一歩手前、中間管理職に従事していました。

勤務状況としては、土日は、朝の7時~22時コースの勤務時間、お昼を食べるタイミングは逃しまくり。平日は、フレックスと聞こえはいいものの時間外でも休日でも鳴りやまぬチャット。

加えて、メンバーのやる気や能力の欠落による皺寄せはあるあるで、
やっぱり、適正な価格とは、自分では思えなかったのです。

評価をされていないわけではない。でも給与は上がらない。
これは、会社だけのせいでも、自分だけのせいでもない、と気づきました。
先述にある、業界的なもの、ビジネス的に難しいんだと感じ取りました。
社員に還元できるほどの収益構造になっていないのであれば、この会社に居続けても、自分の懐はいつまでも温かくならないと転職の理由になりました。

働く仲間への不満感

(変換:同じベクトルを向いて切磋琢磨しながら働きたい)

自チーム5名ほどの部下を管理育成し、15名ほどの部署を牽引していた私。
部長、次長、課長、(私)、同世代数名、若手数名、新人数名、という組織図

この中で、当時は3チーム編成を組んでいて、自分でいうのもなんだが、我がチームは、マネジメントは頑張っていたと自負しています。
メンバーの業務管理、モチベーション維持、メンタルフォロー…etc
全部が正解だったとは言いませんが、自分なりのチームビルディングを構築できたように感じています。

しかし、それは自分のチームだけのことでした。
同じ部署内にいる、それこそ年の近い上司(ほぼ先輩ポジ)の自分のことしか考えていない部下への仕事の采配や発言に嫌気がさし、そこで指導されている部下のポテンシャルの低さに嫌気がさし、言ってることと行動が伴わない人事担当者やコロコロ変わる幹部の考えに、シンプルに「嫌やなぁ」ってなりました。

もちろん、時代変化とか会社の業績悪化とか人員不足とかで致し方がないことがたくさんあることはわかってて。だからこそ、都度都度、説明責任を果たすのが、マネジメント職の大事な業務の一つじゃないのかと思ってます。
大事なことをぼかすから、メンバーはついてこない。

そういうこれから業績回復に向かって頑張っていかなければ、という中で、自分自身がこのメンバーと頑張れないなって思ってしまったのです。

”人”なんてものは、どこに行っても不満の種になりがちで、転職したからといってなくなる問題ではないんですけど、他の理由と相まって

女30代、仕事だけでは生きていけない

仕事はすきです。たぶんビジネスマンの平均モチベーションを算出できるなら、中の上くらいにはいるくらい、仕事というものがすきです。

でも、
結婚するかも、しれない。
出産するかも、しれない。
おいしいごはんを食べたい。
素敵なおうちに住みたい。
素敵な場所にも赴きたい。

私は、30代に突入していました。

会社の状態が変わっていなければ、もっと力を注いで、メンバーの成長、会社の評価の在り方、ビジネスの在り方、すべての変革へ向けて頑張れたかもしれない。

でも、

ずっと走り続けてきたからこそ、「これからもこれを続けるのか?」と考えるべきタイミングだったんだと思います。
転職したからといって、全てが解消するとは限らないけれど、動かなければ何も変わらないし、比較することもできない。
これから先の未来に選択肢を広げる意味でも、私は転職という選択をしました。

女30代、転職できないなんて誰がいった?

タイトルに記載したのは、20代の頃に言われた言葉への反論。
「転職するなら20代の内がいい」
「女性は30代にはいると転職が難しい」
「女性はほら、結婚とか出産とかあるから嫌がられるんだよ」
差別もいいところですね。

転職活動をするうえで、この言葉たちが不安をあおったのは言うまでもなく。それでも踏み出した一歩から、道は開けていきました。

何がよかったかまで分析はできていませんが、需要があることはわかりました。
転職は、誰にでもチャンスのある、新しい世界への一歩だと私は思います。


ーーー
なんでこの記事書き始めたんやっけ~と思ったけど、転職したときの気持ちを残しておきたかったんやったわ。なんか、あんまり書き出せてないようなきもするなぁ。笑
だれかに何かを伝えるための記事ではないはずなんやけど、いつもそんな語り部になってしまっているのは、noteのなせる業なのか。

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