【暫定版】バンドにおけるデモの共有方法
どうも、tellmoreでギターを弾いてる池田aka.しけめんです。
突然ですが、バンドやユニット、複数人で音楽活動をしているみなさん、どんな風にデモ音源を共有していますか?この記事では、tellmoreでなんとなく確立してる制作フロー的なものを共有しようと思います。
1.「頭の中で鳴ってる音」
作曲するにあたって、作業開始の仕方はいくつかパターンがあるのですが、経験上、僕の場合は「曲が頭の中で流れ始めた」らほぼ勝ち確ルートに入ります。
コード、リフ、リズムパターン、ベース、なんならメンバーにいない鍵盤が鳴ることもあります。
この時点で、とりわけ自分の弾くギターに関しては「ここからこの速度でスライドしたら美味しく聞こえる」、なんてアーティキュレーション単位で妄想が止まらない状態になっています。
そんな感じでテンションが上がってきたらすぐDAWソフトを立ち上げて、作曲用テンプレートを開きます。
(本筋からは外れますが、一つでも無駄な工程があるとモチベーションが下がっていくので、僕はギターを持てば音が鳴る状態にしてあります。)
ここからデモ音源作りがスタートしますが、このとき、頭の中で鳴っている音を完全にプロジェクトに落とし込むことが大切です。
可能な限り、曲が自分の頭の中で鳴った状態と、メンバーが音源を聞いたときの状態をシンクロさせることで、メンバーのつけるアレンジの、曲への親和性を担保させるのです。
しかし、いざプロジェクトにアイデアを落とし込むと、「思ってたのと違う・・・」なんて箇所も出てきます。が、そこは臨機応変に、その楽曲をどんな風に聞こえるようにしたいか、というただ一点のみにフォーカスして修正します。
2.「余白を残す」
頭で鳴ってる曲をプロジェクトに落とし込み、違和感のある箇所を修正して・・・それでも、アイデアとして旨味のない箇所が出てくると思います。
そんなときは諦めましょう。
何も、作曲者一人がその音源を耳コピしたらバンドで演奏できる、なんてクオリティまで楽曲をブラッシュアップする義務はありません。
そもそも、一人で全部できるならバンドをやってる意味がないです。思ってもなかったアイデアを、きっとメンバーが持ってきてくれます。
余白、つまり、メンバーのアイデアが介在する余地を残しておくことが二つめのポイントです。起こしましょう、バンドマジック。
3.「Google Drive、めちゃ有能」
tellmoreではメンバー全員、Apple社製DAWソフト「Logic Pro X」を使用しています。
作成したデモ音源のプロジェクトをGoogle Driveに保存することで、メンバーのPCからそのプロジェクトにアクセスすることができます。
僕は歌がとても下手なのと、「余白を残す」理由から、ボーカルのメロディには一切関与していません。ベースについても、そもそもベースを持っていないので、ギターの6~4弦で弾いたものを、DAW付属のピッチシフターで雑にベースっぽい音にして、とりあえず鳴らしてる状態にしています。OFFボーカル状態のプロジェクトをGoogle Driveで共有し、あとは好き勝手メンバーにパート入れをしてもらっています。
wavファイルやmp3ファイルにバウンスして共有するという手段もありますが、バウンスしたらプロジェクトの中身はもういじれないですからね。そこもメンバーのアイデアを落とし込む「余白」を残しておきます。
まとめ
データのやり取りも大事ですが、一番大切なのはその楽曲の意図の共有だと思ってます。サビに向けて盛り上げたいからバスを増やしてる、このメロを際立たせたいからここでコード進行を変えてるなどなど…
コミュニケーション、とっていきましょう。
はい、殴り書きになりましたが、tellmoreの楽曲制作フローをご紹介させていただきました。作曲に新しい風を吹かせたい方、ぜひ実践してみてください!!!
あ、そんな我々のMV、みてほしい・・・
そいでは(^○^)
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