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鹿田、アポカリプスサウンドに震える

最近文章を書くのが楽しくて仕方ない。夏が近づいていることもその理由だし、また反応があることも純粋に楽しいのだ。そして ♯夏 で検索しては涎を垂らして読み漁っている鹿田だ。

それとはまた別、不思議に対する好奇心と極度の怖がりを併せ持つ鹿田は、後で後悔すると分かっているのに禁断の扉を開いしまうのだ。そこら辺も夏が近づくと強気になって手を出し始める。きっとまだ未熟なところがあるのだろうと客観視はするのだが、見るとするとでは、まったく別なのだから仕方ない。昔からなのだが、例えばUFOにはじまりUMA、場違いな工芸品オーパーツなど、怖いのに好きで好きで仕方がない。そして例えば水晶髑髏ネッシーなど不在や似非であったことを解き明かされるたびに、残念と思う気持ちと、良かった と思う気持ちが共に浮かぶ。我ながら厄介な奴だと思うが、意外とこれ界隈に興味を持ってしまう人たちって、そういう人が多いのではないのかな?鹿田はそう思っているのだが実際のところはどうだか知らない。

実際見たことある不思議なものとなると数は本当に少ない。その中で本物と確信できるものといえば、…1つもない。

例えば僕は翼竜を見たことがある。

確かにあれは翼竜だった。あの独特のフォルム、両手を広げて空を飛んでいた。けれど今思えばそれが大きめの鷲か鷹だったかもしれない。なんせ見たのは夕方近く、フォルムしか見ていない。それに対比的に子どもの目には大人より大きく見えるもの。しかも丁度そのころ好んで買っていた小さくて厚い超常系の本に、現代に恐竜が?というネタが載っていた。

うん、怪しい。

それからよくある話だと思うが、子供の頃、夏場外で花火をしていてだれかが「UFOだっ!」といった。空を右から左に瞬間移動したのだという、それを家族みんながみたが、今思うと一種の集団催眠に近かったのではないかと思っている。例えば暗い空で片側が雲で隠れて、片側で雲が外れて別な星が現れれば、そう勘違いしてもおかしくない。虹色に光っていたりしたら別だろうが。(そもそもそれだけ自己主張の激しいものなら、未確認で本人がとどめておかないだろう。「あ、地球の皆さんこんにちは!今日はいつもにまして電飾をカラフルに着飾っております!いやあ、地球は本当に青くてきれいだよ、うちの星なんてね、カフレや、キィウマケッテなんかで溢れていて参ってしまう。まそれでも故郷だ、愛着がないわけじゃないんだがね」と拡声器で話しながら〇〇星から来ました!、なんて垂れ幕を、下げながら地球旅行を漫遊するに違いない。

お化けも見たことあるけれど、あれは明晰夢だった、てわかっちゃったしな。やけにリアルな夢の事を言うんだけれど、それは特に金縛りの後に起きやすい。金縛りって結局、頭は起きてるのに、体は寝てるって状態だからね。だからそれを知らない人は勿論怖いから連想的に怖いものを想像する。それが普通の夢より明晰な、明晰夢として現れるんだから、そりゃあ怖いよね。明晰夢って感覚にも強く残るから。実は金縛り明晰夢って移行して、自分の夢を自由にコントロールするって技もあるくらいなんだよ。

ちなみに僕もこの金縛りからリアルなお化けを見た経験がある。ぞわっとして。でも、その後わかっちゃったんだよね。その感覚ってその当日公園で知らず知らずに手の近くにいた虫を触ってしまった時の感覚だったから。それで明晰夢を知っていた僕は、よし!チャンスだ!空を飛ぶぞ!と思ったんだけれど、意気込みすぎて目が覚めてしまった。

同じ症状で悩んでいる人はぜひ試してほしい。自分が一番面白いと思っている人や物をその時想像するんだ。ちゃんと「これは明晰夢だから」って考えないとだめだよ。なかなか急にはできないかもしれないけれどね。そうするとあらたな楽しい夢の時間が生まれることは必至だ。

ともかく金縛りは体が寝て脳が起きている状態。そこから思い通りに夢を動かせる明晰夢に移行できるチャンス!

そんな風に、金縛りを普段からポジティブな印象に変えていけばいい。VRなんかより素敵な(だって思いのまま夢を操れるんだから)体験が待っているよ。多分初めて明晰夢を体験した時はうれしくてすぐ目が覚めてしまうと思うけれど。


まぁ結局、そういう事なんだ。今謎のままのことだって、いつかは解明される日が来る。虹が生き物と思われていたように。地球が真っ平だと思われていたように(これに関しては最近でも、巷でフラットアース説なんかが流行っていたが)。

世界中にいまだ不思議なことがあるけれど、いつかは解明される。でもきっと解明されたら面白くないことだってあるはず、手品の種みたいにね。僕は宇宙がどこにあるのかなとか日々悩んでいるけれど、悩んでいるくらいがちょうどいい。だってさ、宇宙の外には何もありませんでした!とか宇宙は複雑な4次元で次元が混線しています、しかし式は解かれました!0209u0/iutu0-4982yy6482=08989u9!

なんていわれちゃったら、そのあとぼくらはどうすりゃいいのさ?そういうこと。ほかに身近なことだってすべて解決されちゃったらさ、夢なんてものは消えてしまう。その方が僕はよほど恐ろしいと思う。

だからこの世はワンダーランドで素晴らしいのだ。考えても考えても分からないものだらけで。それらを自ら解決するチャンスが、公平に振られている。そしてまた、今解決されたと思われているものでも、いつどんでん返しが現れるかわからない。最高だよね。

そして最後にこのタイトルをつけたが、人によっては怖いかもしれないよと忠告はしておく。僕も知ってしまったあと知りたくないと思ったが、しってよかった(笑)

いやー不思議は尽きないよ。たとえ地上に未開の地がなくなったとしても、海中はまだまだ謎だらけだし、僕の好きな昆虫だってね、名前の知らない虫、発見されていない虫が山ほどいるはずだ。なんて素敵な世界。

そういうこと。

どういうこと?

じゃあね!

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