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自信について少々考えてみた。

「ああなったらどうしよう」「もしこうなったらどうしよう」

と、不安が先走ってしまうことの9割くらいは現実にならないそうです。

それでも、起こってもないことを想像して、「ああだ、こうだ」と考えてしまうのが人間の常だと思います。

大事なのは、この感情をいかに活用できるかどうか。

お世話になっている地元・香川の交流会で、メンバーの面々と頻繁にプレゼンテーションをする機会があります。

いつも「この人の話し方・考え方・話題の料理の仕方は素晴らしいな」と感心する方がいるのですが、どうも毎回、きっちりプレゼンの練習をして臨んでいるらしいのです。決められた時間を計測しながら。

デザイナーという職業柄なのでしょう。きっちり組み立てたい、という性質があるのかもしれません。

そんなデザイナーさんと『仕事の獲得」について個人的にお話していたら、

「自分の能力やキャパを超えたことを、クライアントさんに質問されたらどうするんですか?」

と僕が質問されて。独立したての僕はまだまだ、仕事を選んでいられない。四の五のいっていられない状況です。

けれどキャリアの長いプロでも、未来に起こりうる不安について、考えを巡らせることがあるんだ…という発見があったんですね。そしてこうも思いました。

この人は、不安や恐れといった感情を、上手に活用しているのだと。

不安があるから、きっちりプレゼンの練習をして臨む。不安があるから、ポジティブなプランもネガティブなプランも考えて行動できる。

自信というのは捉えどころのない、なんともやっかいな感情です。多くの人が自信のある・なしを基準に、できる・できないを考えてしまいます。

「やってみようかな」「やめておこうかな」「できるかな」「やっぱり無理だよね」

こんな感情が沸き起こるのは、だいたいが自信を行動の拠りどころにしているから。

しかし自信のある・なしと行動する・しないは、本来別の感情ですよね。切り分けて考えることができるはずです。

自信があるから行動できる、というパターンもあれば、自信がないから未来に起こりうるケースを想定して行動する、というパターンもある。行動しないは、視野に入れないこと。

観念的な話になりますが、誰も自信なんてないんですよ。ないというのは、それを拠りどころにしてなおないと感じるのか、そもそもそんな感情を頼りにしていないのか、ということです。

だから、未来に起こりうることを考えられるのは良い才能だと思います。その才能を、どう活用するかが大切ですね。


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