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勇者というブランドについて。

今日はたとえ話を用いて、「ブランド」についてお話したいと思います。

勇者、戦士、魔法使い、僧侶、武闘家…などド◯クエでいう定番職業のうち、1つだけ他と大きく違うものがあります。

何だか分かりますか?(ド◯クエが分からない方ごめんなさい笑)



正解は、勇者です。

なぜなのかは他の職業について考えると腑に落ちてきます。戦士や魔法使いは戦士や魔法使いの技術を身につければ、誰にでもなれますよね。(フィクションの話ですよ)

一方、勇者は他人が認めて初めて勇者です。職業認定書の証明ではなく、称号のこと。認められて、成るもの。

いろんな考え方があると思いますが、僕が考える「ブランド」とは、自分ではなく他人の頭のなかで作られるイメージのことです。ブランドづくりを専門にしている伝統工芸品の総合商社、中川政七商店の中川政七会長もそのように仰っていました。

勇者とはまさにブランドです。自分ではなく他人の頭のなかに「アイツはまぎれもなく勇者だよ」というイメージが醸成されてはじめて、勇者ということです。

なぜいきなりこんな話をし始めたかというと、先日観たアニメ『ダイの大冒険』で、北の勇者が「勇者とはみんなに勇気を湧き起こさせる者」と語っていたから(笑)。

ブランドとは、勇者からひとりでには作られないものです。勇者が何を発信するのか? で勇者が勇者たるイメージが決まります。

勇者が金使い荒く酒と女に夢中になっていたら、勇者ではありません。スライムばかりチミチミといじめていたら、レベルは上がるかもしれませんが勇者ではありません。

誰もがビビるほどの強敵に、勇ましく立ち向かっていく。そんな姿を背中で発信し続けるからこそ、いつの間にか人が勇者と呼ぶようになるんですね。つまりこれが勇者を目指す者にとっての「ブランディング」という作業。

困難を乗り越えることが、一番難しく一番シンプルなブランディングです。

ですからね。

一途に頑張っている人が応援されるのも、れっきとしたブランディングだと思います。

ただ、やり切れなければ勇者にはなれない。たいていの人が途中でやめたり、絶壁の山から“ゆるい”山へコースを変えたりします。やり切るとはそれだけ困難なこと。

手練手管ではブランドは作られないということです。むしろ、手練手管を見透かされると一気にチープに見えてしまう。

決して楽な道はありません。

あなたのなかの勇者は、どれだけ他人から勇者と認知されているでしょうか?


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