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学生起業家から学んだ真実。

学生に教えられちゃいました。

「自分のやりたいことを、自信を持って人に伝えられるかどうか? が大事ですね」

先日、事業相談の問い合わせをくれた学生起業家の男の子。ハタチそこそこなのに、驚くほど芯があって感心しました。こんなやつが、香川県にいたんだ。

そんな気鋭の学生起業家が、なぜ僕のもとに相談に訪れたかというと…

オンラインスクールを運営する傍ら、香川でWebの仕事をやりたいけれど、集客の仕方が分からない、と。そこは手法ではなく、立ち位置やターゲットの狙い所の問題だったので、考え方はお伝えしたのですが。

むしろ、学生起業して2年もやってこられていることを、誇りに思った方がいいとお伝えしました。自分の、ブランドにしていった方がいい。

この提案には感心してくれたようです。

というのも、彼の周りには“本気で” 学生起業しようという人間がいないそうで。起業のサークルや起業に興味を持っている人間はいるけれど、彼からすると「違う」そうなんですね。

起業の先輩として相談に乗る機会もあるということなのですが、その際、必ず発するのが冒頭の言葉。

「自分のやりたいことを、自信を持って人に伝えられる?」

そう言うと、たいていの人間は口をどもらせてしまうそう。「もし自信を持って言えないのならやめた方がいいよ。本当に甘くないから」。

は〜、すっげーやつがいたもんだ。(僕の心の言葉)

だってですよ、

「自分のやりたいことを、自信を持って人に伝えられる」人間って、大人になってもどれだけいるでしょう?

情報に踊らされ、人に流されて、借り物の理想や理念で起業・副業を始める人がほとんどです。もちろん、途中で“しっくりこない感覚”に気づくことができればいいですが、そうじゃない人がほとんどのような気がします。
(ちなみに僕は気づくことができました汗)

そして、使いこなせない教材や本だけが溜まってやめていく。理想と現実のズレが広がり、どこかで「プツッ」と切れてしまいます。あるいは他人に依存し続ける。

そんな人間が多いなかで、僕自身、改めて気付かされました。過程の華々しさではなく、大事なのは「自信を持って人に伝えられるかどうか」なのだと。

ちなみにその彼、学生起業して2年間やってきたことを、自信を持って僕に伝えられる? と聞いたら、そりゃあもう目を輝かせて語ってくれましたよ。とても誇りに思っているようです。

こういう真っ当な人間が少しでもいるなら、応援していきたい。

「やった気」で何も生まないのではなく、彼のような人間は他人に目もくれず「やってしまって」いるんですよね。そのような「やってしまえること」こそが、人間の才能だと思います。

そして結果はどうあれ「やってしまえること」だからこそ、口をどもらせることなく、自信を持って言葉を発せられるはずですよね。

自信がないわけじゃないけれど、改めて襟元を正して、自信持ってやっていこう。そうでないと彼のような人間に、近い将来駆逐されてしまうぞ。

マジで。


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