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起業家の「目線を落とす」技術。

きっとビジネスチャンスはゴロゴロ転がっているのに、まぶしい動きがあると見失ってしまうよね、というお話。

起業家やフリーランスにとっては、まばゆさによって生まれた「影」の部分にこそ、チャンスがあるはず。

なんのことかよく分からないと思うのでご説明すると(笑)、一例は「デジタル化」「IT化」といわれるムーブメントです。

もちろんデジタル化もIT化も大事な動きです。ビジネスも暮らしも、それらによって豊かになり続けています。恩恵を受けていない人はいないんじゃないかな、というくらい。

すると、「デジタル化・IT化がアツい」ということで人材もデジタル・IT方面へ流れていきます。それもまた、喜ばしいこと。

プログラミング、Webデザイン、Webマーケティング(曖昧な言葉だけど)、こういったものを身につけたいと思う人が増えます。ここまではまだ、喜ばしいこと。

チャンスの取りこぼしだと思うのは、ここからです。

デジタル・IT人材の多くが、IT業界への参入を目指します。先端業界の中で、己のスキルを高めよう、大きな仕事をしようという発想になる。

でも、個人的にはそういう動きが活発なうちが、ある意味チャンスだと感じています。

デジタル・ITというのは、それを活用できていない業界・分野・人に生かすことで価値に変わります。

たとえば、スマホの機能が高度化すればするほど、使いこなせない人もいます。そうした「困った」を持つ人のサポートをするだけでも、立派な仕事になるんですよね。

Googleのスプレッドシートで入退室管理や顧客管理のテンプレート、在庫管理の自動化ツールなどを作れば、それだけで売り物になります。便利ですから。

最近、「コワーキングスペース向けの入退室管理シート」というテンプレートが販売されているのを見つけて、「なんてかゆいところに手が届くんだ!」と驚きました。

そう、「目線を落とす」んです。

業界が業界の中だけでまぶしく盛り上がっているほど、チャンスの部分が影になってしまうんですね。そこにあるのだけれど、多くの人が目を向けなくなってしまう。

でも実は、影の部分こそがお宝スポット!

仕事はお困り事の解決です。

プロがプロの当たり前だけに染まっていると、困っている人の当たり前に気がつけなくなってしまいがちです。ITが苦手な人はLINEの友達登録の仕方も、Zoomで人と会話する方法も分からないんです。

慣れた人にとっては当たり前かもしれないけれど、困っている人からすると、デキる人の在り方の方が当たり前じゃない。

自分は苦もなくできるけれど人によっては「キーーーー!」っと煩わしさを露わにするものは? そのギャップに目線を落としてみよう。あなたが力になれることはないでしょうか?

起業家やフリーランスの人から、よく「仕事がない」「仕事の取り方が分からない」という話を聞きますが、目線を落とせば仕事はいくらでもあるはずです。

大きな先端的な仕事だけが仕事だけじゃありません。それに囚われているうちは、言葉は悪いかもしれませんがエゴだと思います。

だって、仕事の本質はお困り事の解決なのだから。

というわけで、今日もグッと目線を落として仕事を作る活動をしていきます(笑)。


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