頭のなかに情報統制を敷いてみた結果。
「あ、マズい」。
情報の洪水に飲まれるような感覚に陥ったので、2日ほどSNSを絶ってみました。
あれがいい。これはいい。そっちはダメ。あっちもダメ。
何か大切な、物事の判断基準を外部環境に侵食されていく感覚。自分のなかにある細胞と細胞の隙間にまで、飲み込まれていくようなイメージ。
SNSの操作そのものに使っている時間は、1日かき集めても数分〜数十分に満たないのかもしれません。
しかし、アプリを落としたあとも外部の価値基準に飲まれ、フレッシュな頭でなくなっているとしたら、ただ時間を取られているにとどまらない、悪影響を受けてしまっているのかもしれません。
僕が地方に移り住んで思うことは、仕事ややりたいことに日々充実している人ほど、SNSと適度な距離を保っているということです。
香川県という小さな田舎で、面白い人と出会いたくてSNS上をサーチしてみるのですが、そんな人はなかなか見当たらない。
軸足を変え、リアルな世界で行動してみれば、徐々にいろんなパーソナリティや想いを持った人たちと出会っていきます。その過程で気づいたのは、本当に充実している人ほど、外部環境に飲まれていないということでした。
むしろ自分を中心に、共通の価値観を持つ人が自然と集まってきている。
(ちなみにまったく SNSをしないということではないです。適度な距離を保つということ)
SNSを絶っている間、考えました。自分を本当に充実させるためには、自分の内側に答えを求めなければいけない、と。
もちろん情報というものはこの世のなか、なくてはならないものですが、それを中心に据えるのではなく、プラグイン的に活用することが大切だと思います。
自分が存在する目的ってなんだろう?
たった2日でも頭のなかに情報統制を敷いてみたら、それこそ起きてから寝るまで1日中、自分の内側と向き合うアプリケーションがサクサク動いていました。
多くの情報にさらさられている普段は、ウインドウが開きすぎていているのかも。自分について考える時間も、手を動かす時間も、本当に大切な人とコミュニケーションする時間も、快適性を損なわれているのかもしれません。
たまには意識的に外部情報をシャットアウトする時間も持つことをオススメします。自分でうまく、情報との付き合い方をコントロールすることですね。
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