【小説】あと65日で新型コロナウイルスは終わります。
～コロナと不妊症の関係～
緊急事態宣言が出されたとき、人工受精の中止が求められた。
不妊症の治療中の夫婦からは、
「年齢的にも金銭的にも、今年でないとダメなのに。」
という声が聞かれた。
緊急事態宣言が解かれると、人工受精の中止を求める声明は撤回されたが、
「まだまだ新型コロナウイルスが収束していないのに、妊娠に踏み切ってもよいだろうか⁉」
と、不妊症の治療中の夫婦に新たな悩みが増えた。
＊ ＊ ＊
不妊治療支援「丁寧に合意形成を」＝日医会長
国内 時事通信社 2020/9/17 19:25
日本医師会の中川俊男会長は１７日の記者会見で、菅義偉首相が就任会見で不妊治療への保険適用を実現させる考えを表明したことについて、「実態の検証などを行い、（国の）審議会や検討会で丁寧に合意形成をしながら進めてほしい」と述べた。
中川氏は「少子化対策への思いは非常に素晴らしい」と首相の姿勢を評価。一方、保険適用へ向けた検討では「治療の安全性、有効性や対象年齢など、いろいろなルールが整備されなければいけない」と指摘した。
＊ ＊ ＊
新型コロナウイルスに振り回され続けている不妊症の治療中のカップル。
首相が代わったことによって、良い方向にいくことを望まずにはいられない。
新型コロナウイルスが終わるまで、
あと65日。
これは、フィクションです。
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