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電話相手/いい関係を作る言葉遣い



私の部署では、自社同士のやり取りしかしない。直接企業や個人と会話をすることはなく、自社の他部署相手に電話連絡を密に取る。



そのため、毎日会話をするためお互いを名前を覚え、声だけで相手がどういう人なのかを理解するようになる。付き合いが長くなると慣れと信頼からか、軽い言葉で連絡を取り合う人が多い。そして喧嘩口調をよく耳にする。



私は意識的に、絶対に下から言葉を使うようにしている。 


私自身はタメ口を使われても、例え相槌が「うん」であっだとしてもても何も思わない。というのも、私はまだ新人だからだ。相手の方に教わることが山程ある。指導して貰えることに感謝している。



しかし、新人でも先輩であっても「仕事相手」と「仲良し」は違うと思うのだ。
必ずしも線引きが必要じゃないのかと。



タメ口で少し浮わつきながら向き合った場合と
意識して堅実に相手に向き合った場合。




どちらの方がミスが減るだろう。
或いはミスに気がつけるだろうか。



意識が高まる方は後者だろう。


半端な完結で許されないのが仕事。大きなマイナスにつながる恐れがある。企業に勤める責任。もし問題が発生したら、いかに当事者が真摯に向き合えるか。そしてそれは決して仲良しでは越えられない。仕事相手と友達は違うから。



好きなことを仕事に、というワードはTVCMの影響もあり世の中に溢れているが、世の中の雇われ会社員は好きだけで仕事を選べない。好きなことを仕事にできるなら私だってとっくにそうしているが、現実は理不尽な事で怒られ、作り上げてきたものがゼロになり、納期に追われ、100%の好きを継続することは難しい。



でも誇りを持って立ち向かうべきだ。

こんなに混乱する世の中、私たちはよく働いている。色々なものに怯え潰されそうになりながらも、よく大人でいようと頑張っているのだから。




お互いがいかに真剣に話し合えるか。それが必ず仕事上の信頼につながる。


頑張っている私たちはお互いに協力し合う事が、お互いを支える方法だ。だから真摯に、感情的に怒ったりせず、しっかり話を聞いて理解して、丁寧に対応する事が必要だと思うのだ。「申し訳ございません」よりも「ありがとうございます」を多く言い合える様な関係を作る事ができれば、いつか必ずその人と何かを成し遂げられるだろう。




いつか後輩が出来たら、こっそりと、このことを教えてあげようと思う。



いつだって謙虚に。

ありがとう を忘れずにね、と。

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