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【抜毛症・うつ】通院日記#10 - 診察6回目

しーちゃんのご主人さまこと、調 和緒(しらべ かずお)です。
抜毛症、うつ病といったメンタルの悩みを抱えており、いわゆる健康的な社会生活が難しい状態です。

2024年早春、一念発起して人生何度目かのケアを再開しました。
抜毛症と諸々のトラブルを解消するため、久しぶりに通院(精神科)も始めまして、その経過を記していく試みです。

この春から通い出したクリニックでは、「心理士のカウンセリングと診療を併せて行い改善策を探る」という方針で発進。現在は診察とカウンセリングを交互に行い、抗うつ剤、睡眠剤も使って心身を整えています。

今日は5月後半、診察6回目の記録です。


・前回のカウンセリング〜診察6回目のあいだ

連休明けから始めたバイトを辞めました。理由は担当社員のパワハラです。
暴言とも取れるきつい物言いがエスカレートし、どのように前向きに捉えようと努めても、度を超えていることは明らかだったからです。

私と同期入社した人は一週間もたたず辞めてしまいましたし、既存のバイトメンバーとその担当社員との関係はとても歪で不健全だと感じました。
私自身もこの短期間で体のこわばりが酷くなり、夜眠れなくなりました。せっかくお薬で睡眠リズムが整ってきたのに!そして、眠れない時間は抜毛行為が出てしまいます…これでは、社会とのつながりを保つ以前に自分の回復が叶いません。

そんなわけで、速やかに退職をすることにしました。
近所では条件も内容も良いバイトだったので残念でしたが…社内の様子、採用が異様にあっさり決まったことや、そういえば求人が度々出ていたことを思い返すと、こちらは「バイトがすぐ辞めてしまう」というのが結構当たり前なんだろうと思います。

自分で「辞める」と決断できたことで、なんというか自分に魂が戻ってきたような感じがしました。
退職後は疲労感はすぐには取れないものの、抜毛行為は少し減りました。ずっと寝っぱなしでしたが…

それで、また早くバイトを探さなければと求人検索するものの、今は休みたいなという気持ちが出てきました。

前々回の診察から始めた抗うつ剤の服用には慣れてきたようで、急な眠気は無くなりました。

・診察6回目

抗うつ剤による眠気について先生からの確認。夕刻の眠気は無くなったので継続して様子を見ることに。

私は自立支援医療を受けているので、役所に提出する書類についての確認もありました。患者(私)が現在どのような状態で、就業は出来そうか…という医師からの報告書類です。

そこで、退職した旨や体調、休みたい気持ちと焦りをお話しし…「今は治療優先」ということに落ち着きました。そして、院内でのデイケアに通うことを勧められました。

私がなぜ少し無理してでもバイトに行きたいかというと、人や社会との関わりを絶ちたくないから。
だけど、短時間で関われるような勤め先で今回、前回とバイトをしてみたが、どちらもパワハラが横行する職場だった。担当者の人柄は運もあるけど、対人関係で問題を抱えてしまう自分に自信がなくなってしまった…

そんな現状に、デイケアのプログラムに参加しながらゆっくりアプローチしていきましょうとのこと。

あとは、余暇の大切さを伝えられました。
どんな人でも毎日余暇が必要だし、今は静養してじっくり英気を養うことにしてみては?と。

休むのが下手で、寝っぱなし以外に手立てがない私。とても刺さりました。

デイケアに参加する方向で、職探しはせず「何も考えない」「とにかく休む」ということになりました。



どうにかしてバイトをしながら回復を図りたかった私ですが、ひとまずお休みです。
デイケアというものについてよく知らなかったので、そんな道もあるのかと思いました。ありがたいですね。よく吟味しながら参加しようと思います。フィットネスみたいな運動系もあるので、ひとまずそれが良いかな。

バイトを辞めたこと、以前の私ならグズグズと後悔していたかもしれません。でも、今の私は「縁がなかっただけの事。自分を守ることができたし、最善の行動を取れた」としっかり思えています。

ではでは、また!

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