【絶対食べて】超スーパーフード・クレソンの栄養と魅力を徹底解説。健康・若返りに効く”野菜の王様”の真実。
こんにちは、SHIHOUファーム代表の鈴木です。
早速ですが、みなさん、「クレソン食べてますか?」
「え、クレソンてお肉料理に時々付いてくるあの野菜でしょ?そんなに食べることないわ〜」
という方が多いのではないでしょうか。一方で「クレソンが大好きで、サラダなどに混ぜてよく食べる」という方もいるかもしれません。(私の身の回りにはクレソン好きが結構います)
私も昨年6月に茨城県のつくばで農場を始めるまでは、クレソンという野菜の魅力を全く知りませんでした。しかし、農場を設立してからしばらくして出会ってしまったんです。クレソンという隠れた”神野菜”の真実に。
今ではSHIHOUファームの看板野菜の1つであるクレソン。そんなクレソンの素晴らしさを多くの方に知ってほしい。そんな思いでこの記事を書くことにしました。
この記事を読み終わった後には、クレソンを求めてスーパーの野菜コーナーに直行しているか、ネットでポチっている自分に気づくはずです。
では、早速いってみましょう!
■クレソンの魅力①- 「栄養素密度No.1」の野菜の王様
さて、まだまだ知られていないクレソンの魅力を語るにあたり、まずは客観的な研究結果をご紹介します。
アメリカの疾病予防管理センター(CDC) が2014年に行った「栄養素の高い果物と野菜 トップ41」という調査。
さまざまな野菜や果物に含まれている私たちの健康にとって重要とされる栄養素をスコアリングしてランキング化したところ…
クレソンは”スコア100点満点”を獲得して堂々の1位に輝きました。(ちなみにこれまた栄養価が高いと言われているケールは49点)
ちなみに、この調査における「健康にとって大切な栄養素」というのは、以下の17の栄養素。
クレソンはこれらの人間の健康にとって重要な栄養素の含有量がとても高いんですね。特に豊富なのが、β-カロテン・カリウム・カルシウムや、ビタミンC、ビタミンK、鉄などです。
クレソンに含まれる栄養素の代表をいくつか紹介します。
βカロテン(ビタミンA)
緑黄色野菜にたくさん含まれてるβカロテンは、体内でビタミンAに必要に応じて変換される栄養素。抗酸化作用が強いことでも有名で、活性酸素(フリーラジカル)による細胞の損傷から私たちの体を守ってくれます。
シニグリン
クレソンの味の特徴の1つとして、ピリッとした辛味があります。あの辛味成分をシニグリンといいます。クレソン以外にも、例えば大根やわさびに含まれています。
これはどういう効能があるかというと 食欲増進 や血行促進効果 、また肉の脂肪の消化・分解を助ける働きもあったりします。また殺菌効果もあるので、食中毒の予防 だったり口臭予防にも効くと言われています。
これらの栄養素が多く含まれるクレソンは、デトックス作用や血液浄化作用もあり、生活習慣病の予防やがん予防にも効果てきめんのお野菜でもあります。
最近、VOGUEオンラインでもクレソン特集していたのでご参考まで。
■クレソンの魅力②-アブラナ科野菜の持つ高い「抗酸化作用」
クレソンは「アブラナ科」に属する野菜。
みなさん、知ってましたか?アブラナ科の野菜が持つ”魔法のような力”について。
その前に、皆さんはアブラナ科の野菜をいくつ言えますか?
「アブラナ科の野菜?アブラナと…あと何だっけ?」
はい、昨年の私と同じ状態ですので、安心してください。
アブラナ科の野菜はたとえばこんなものがあります↓
普段の食事でお世話になるお野菜たちがズラリ。
このアブラナ科のお野菜、実はめちゃめちゃ優れた効能があるんです。
アブラナ科の野菜は、別名「イソチオシアネート類」と言います。舌を噛みそうな名前ですが、「イソチオシアネート」というのはアブラナ科の野菜に含まれる天然の化学物質のこと。(硫黄化合物の一種)
クレソンやワサビ、大根がわかりやすいですが、あの独特のピリッとした辛みの元がイソチオシアネートです。
(①で、クレソンに含まれる栄養成分として「シニグリン」にも触れましたが、シニグリンが酵素と反応して変化してできるのがイソチオシアネートです。※ざっくりな説明です)
このイソチオシアネートは、高い機能性を持つ成分で、強い抗がん作用(発がん性物質の毒性の抑制)、抗菌・作用、抗酸化作用、血栓予防効果があることが近年の研究でわかってきています。
参考までに以下の研究をご紹介。
古代ギリシアではアブラナ科の野菜であるキャベツが薬草として食べられていたとも言われていて、あのピタゴラスもキャベツを「心を落ち着かせ、活力をもたらす野菜」と評価しています。
まさに、アブラナ科のお野菜は「緑色野菜の王室」。その”アブラナ科王室”の中でもサラブレッドの野菜がクレソンなのです。
ちなみに、イソチオシアネートは、切ったり、すりおろしたりして、野菜の細胞壁が壊れるときに生成されます。アブラナ科のお野菜を食べるときは、よく噛んだり、すりつぶして食べると効果的です☆
■クレソンの魅力③-単なる”肉の添え物”じゃもったいない。おいしい食べ方がたくさん。
クレソンの一般的なイメージは、「(ステーキやハンバーグなどの)お肉料理のつけ合わせ・添え物」だと思います。
でも上でも述べた通り、クレソンは脇役などではなく”主役”として扱うべきお野菜。
お肉のつけ合わせで終わらせるなんて本当にもったいないです。
実際クレソンにはさまざまなおいしい食べ方があります。
クレソンのおいしい食べ方については改めて、別記事にて解説したいと思うので、ここでは簡単に触れるだけにとどめますが、
まずは何より、「生でサラダやサンドイッチにトッピングして食べる」ことから試してみてほしいです。
「でもクレソンて茎が太くて食べづらそう」と思う方もいるかもしれません。
大丈夫です。
SHIHOUファームのクレソンは、茎までやわらかくて、味もすっきり食べやすく、サラダとの相性が抜群に良いです。(宣伝すみません)
ぜひ、いつものサラダにSHIHOUクレソンをトッピングして食べてみてください。
SHIHOUファームはクレソンのおいしい食べ方を知ってもらうために、銀座のイタリアンレストランで、こだわりの野菜料理で有名な「リストランテアルケントーレ」さんと、クレソンをテーマにした料理教室やイベントなどを開催したりしています。ぜひまた機会があれば、参加してみてください☆
【おまけ】-あの有名人も激押ししたクレソン
ここまでクレソンの魅力を語ってきましたが、最後は”あの有名人”もクレソンを激押ししていたというお話。(おまけ的に楽しんでもらえればと思います)
みなさんはエドガー・ケイシーという名前を聞いたことがありますか?
エドガー・ケイシー(1877-1945)は「眠れる予言者」とも言われたアメリカ史上最大の霊能者として有名な人物。
「エドガー・ケイシー療法」という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれません。
エドガー・ケイシーは、催眠状態で行う「リーディング」で有名で、生涯に1万件以上のリーディングを行っています。
驚くことに、その膨大なリーディングのうちの7割が病気や健康に関するもので、ケイシーを訪れる様々な健康上の悩みを抱えた人たちの病気の原因を的確に言い当てたり、有効な治療法などをアドバイスしています。
※ちなみに、エドガー・ケイシーについてあまり知らないという方は、こちらの動画がわかりやすいのでおススメ。
当時の医学では治らなかった病気が、ケイシーのアドバイスによって治癒した事例が数多くあったことから、彼が残した膨大なリーディングの中から、健康や医療に関する有益な情報を集めて体系化されたのが「エドガー・ケイシー療法」。
エドガー・ケイシーは人間の健康にとっての「食の重要性」を語っており、その中で「新鮮な野菜」を食べることを勧めているのですが、彼が特にお勧めしている野菜が4つあります。
それが、「クレソン、セロリ、レタス、ニンジン」です。
(ケイシーはこの順番でおすすめしています。つまりクレソンはケイシーの一番推し野菜)
ケイシー曰く、この中でも特にクレソンは「血液を浄化する作用が強い」とのこと。特にガンの予防にクレソンの血液浄化力は非常に効くと考えたようです。
「血液の汚れは万病の元」とも言いますが、β-カロテン・カリウム・カルシウムに加え、ビタミンC、ビタミンK、鉄などを豊富に含むクレソンは、血液の健康を保つのに効くというのは(魅力①でも触れたように)その通りなんですよね。
(ちなみに、SHIHOUファームではクレソンに加えて、レタスも栽培しています)
ということで、最後はおまけ的に(信じるか信じないかは別にして)、クレソンの健康効果については歴史的に有名なエドガー・ケイシーも認めていたよ、というお話でした。
まとめ
ということで、クレソンの魅力を語ってきました。
どちらかというとクレソンの栄養素や機能面の話が多かったのですが、何よりクレソンのおいしさをぜひ知ってほしいです。
ピリッとした辛味とさわやかな後味。その魅力を知ってしまったら最後、もう引き返すことはできません。
神様が人間に与えてくれた神野菜・クレソンについて、この記事で少しでも知っていただけたなら嬉しいです。
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