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「絶景」はつくれる!〜国内外の5事例〜

どうも、絶景プロデューサーの詩歩です。

⭐️現在ロシア滞在中!TwitterInstagramストーリーで発信している(はず)なのでぜひご覧ください⭐️

さて、自治体の方とお話していて、よく聞くフレーズがあります。

それは、

「うちには、なんもない」

というフレーズ。

たしかに、日本に1700以上もあるすべての自治体に、観光名所があるとは思っていません。

でももし「自分の地域を観光で盛り上げたい」と思っているなら、嘆いているだけでは、もったいない。

なぜなら、

「絶景はつくれる」ものだから!

絶景を「発掘」する方法はいろいろありますが、今回は「人の手」によって作り出された絶景スポットを、国内外から5箇所、ご紹介したいと思います。

○服部農園あじさい屋敷(千葉県茂原市)http://ajisaiyashiki.la.coocan.jp

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つい先週訪れてきた、都内から気軽に行けるアジサイ農園。

こちらは、もともとイチゴ農家だった「服部さん」が、先代の代から試行錯誤し、「アジサイ一本で行こう」と舵取りをしてから、25年もの歳月をかけて作り出された農園。

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(tuck4さんに撮影いただきましたm(_ _)m)

その花の数が、ほんとすごい。咲く期間はほんの数週間だと思うけれど、そのために1年かけて手間をかけているのだから。

もともとは「直売所に併設したアジサイ畑」だったけれど、今は「アジサイ畑に併設された直売所」状態!

人が多く来るようになるとやはり整備費やトイレの設備など管理費がかかるので、途中から入場料制にされたそう。

平日の朝10時というのに、開園とともになだれ込む、人・ひと・ヒト。

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でもこのすり鉢状の斜面に咲き誇るアジサイ畑。

一見の価値、オオアリ、です!

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○黒木さん家の芝桜(宮崎県)http://www.pmiyazaki.com/etc/sibazakura/

こちらは、ついに私が訪れる前に、昨年で公開が終わってしまったのですが、ぜひ知っていただきたい、Heart Warmingな場所なのでご紹介。

詳細は↑のサイトを見ていただきたいのですが、失明された奥様のために、旦那さんが「光を」と、少しずつ、少しずつ、自宅庭に植えていった芝桜。

引退されるまでの30年間、ボランティアで無料公開されたそう。(新富町とのタイアップ、って書いてあるので交通整理とかは自治体がサポートしていたのかも)

愛だね、、、愛だねぇ。。涙

ちなみにこの場所はテレビで知ったんですが、VTR見て、思わず涙ぐみました😭

上のWEBサイトにも、Youtube等にも動画があるので、探してみてください。

何かを「創り出す」エネルギーって、結局は「観光」とか「人集め」の目的じゃ全然足りなくて、人や場所、地域に対する愛情なんだなあ、と考えさせられます。

○モネの池(岐阜県板取市)https://www.kankou-gifu.jp/spot/5094/

Instagramの隆盛と同時に人気になったともいえる、「通称モネの池」。

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それこそ”なんもない”山のふもとにあった池ですが、今では土日には数時間も車が渋滞する(してしまう)岐阜、いや日本を代表するフォトスポットになりました。

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この池の特徴として、湧き水だから「湖水が透き通っている」そして「水温が一定→水草が枯れずにいい感じで紅葉したまま残る」という、うまい組み合わせがあるのですが、ここももとからこの状態だったわけではありません。

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