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在宅会社員、借金50万。副業生活を語る。

副業何かないかなぁ、
でも探すのなかなか難しいなぁ、
あったとしてもハイパー低単価だなぁ

と、かねてより考えていたわたくし。

あれから数ヶ月。

2022年の年末〜3ヶ月ほど、副業やりました。

でも、皆さんが思うような副業ではなく。

ネカフェのアルバイト(夜勤)。

正直ダルかった。本当にダルかった。
二度とやりたくねえ。

けど、貴重な体験なので残しておきます。

返済合計50万

そもそもなぜ、副業として夜勤バイトを始めたか。

それはね、無職期間中の住民税と国保がズッシリのしかかってきたからよ。

あたくしも社会経験豊富系女子になってきたので、
住民税と国保はどう足掻いても逃げきれねえことはわかってます。

※市役所に相談して、分割して細々返済してきたことも、
しばらく滞納→差し押さえで丸々ボーナスがスッ飛んだこともある。

休職中〜現職初年度、通算1年半。

その期間に溜まっている借金として、

住民税およそ30万、国保20万。キビシー

それに私は現在、就業中。
多くはないにしろ安定収入のある身。

減額交渉のカードなど持たない、「ただ単に払うもん払ってない人」である。

市役所に連絡をし、滞納を謝罪するとともに分割の相談をしたところ、

国保は1年間かけての返済を許されたけど、
住民税は「来年の3月中には払ってくださいね」とのこと。。。

そんなわけで、あと3ヶ月ほどで30万、
緩やかに20万を返済してかなければならない身となった。

安定収入があるとしても、数十万単位のお金をポンと返済できるほどサラリーマンの収入は甘くないのである。

こうなったら「ゆくゆくはスキルを身につけて収入UPできる副業を☆」なんて言ってらんねえ。

今私に必要なのは労働だ、労働ォ!!!


昼は在宅会社員。夜はネカフェのバイトちゃん。

在宅勤務とはいえ、1日8時間・休憩入れたら9時間の拘束のある一般的な会社員。

やはり昼間は本業時間に費やされるし、
なにせ返済猶予の時間もないので、そこそこガッツリ稼がなくてはならない。
が、やっぱり「本業に支障のない範囲」で。

と言うわけで、駅前のネットカフェの求人に応募した。

募集枠は深夜23時から朝8時、休憩1.5h(45✖︎2)。
最低週2シフトイン。

拘束時間が少し長いものの、ちまちま労働を週5〜6やるよりかはマシかな。
週5程度行っているジムも、2〜3回はキープしたいしな。

と考えた私は早速面接の約束を取り付け、採用されることとなった。

まあ、週2だし、家から近いし。

朝バイトが終わったら、本業の始業まで2時間ほどあるから、
歩き帰宅してご飯やシャワーを浴びる時間もあるはず。

夜勤は初めてだけど、、、なんとかなるでしょ。。。

一応、本業持ちであることは面接時に伝えていたので、
どうしてもキツくなったら&ある程度返済目処がついたら、シフトを減らしてもらえるような相談もゆくゆくはしていけばいいかな、と、

「とにかく今、労働のツテを確保しなくては」ファースト思考で自分を励ましていた。


ぶっちゃけキツいが本音です

かくして、私はネットカフェでアルバイトを始めた。

実はわたくし、接客や飲食などのアルバイト経験はそこまで無く、
こういった店舗オペレーションの仕事は新鮮なものではあった。

うおおお、めっちゃ覚えること多い。

システム、オペレーションめっちゃ煩雑やん。

インカムの音声ガッサガサでつら。

あれもやって、これもやって、ポカっと暇になったと思ったら…いきなり忙しい。

なんて。

それでもやっぱり、あたくしも社会経験豊富系女子になってきたので(2回目)、覚えが早い新人として、それなりに良き目を向けられ仕事をすることができた。

(こう言う時、年の功もいいなって思う。ある程度の仕事は予測が立つし、若い時よりも人から丁重に扱われがち…。)

が、やっぱ夜勤ってめっちゃ疲れる

これが本業ならまだしも、バイト明けが平日の場合は、ろくに寝ずに本業に取り掛かることとなる。

正直、自分のタスクをこなしていればうるさいことは言われないような職場なので、ある程度ウトウトすることはできても睡眠負債がガンガン溜まっていくのを感じた。

私はバイト生活中から慢性的な蕁麻疹が復活し、辞めた今も時折あらわれる体質へと変化してしまった。。。

それに。

自分のペースで行える本業と違い、
店舗オペレーション・接客系の仕事は感情労働の部分が出てくる。

私はそこら辺をストレス・負担に感じるタイプなので、どうしても疲弊はしてくるのだ。

正直な話、バイトやパートで賄われるような仕事内容ほどキツいものはないと思っている。


3ヶ月で辞めました

さて、そんなこんなで12月中ば〜3月中の約3ヶ月。

副業ネカフェバイト生活をこなしてきました。

収入は、大体1ヶ月8〜9万程度。

本業分の収入も持ち出しつつ、
猶予なき住民税を完済し、国保の方も少しずつ返済残高を減らし始めることができた。

ワイは…ワイはやってやったぜ…!
身を粉にして働き、推しの○○区くんに存分に貢いでやったぜ!!!(?)

返済がひと段落したところで、
慣れないバイト・夜勤・その他ストレスを自覚していた私は、シフトを減らせないか申し出た。

正直、月1〜2しかシフトインしないアルバイト従業員もいたため、私もワンチャンそれくらいの臨時的要員になれれば負担は少ない。
店側も、イチから仕事を教えなくてもいい穴埋め要因がいるのはいいだろう。

そして月2〜3万程度の副収入を継続的に得られれば、これも立派な副業生活だ。

と思っていたものの…


「シフト減らすのはいいけど…ウチ、最低勤務日数は面接時の取り決めを守ってもらってるんだよね」


ガビーン。

となると、私はここでの働きを続ける限り、週2シフトインは避けられない。

その申し出の場ではアッサリ引き下がったものの、このペースでは正直続けられないな〜と思ったのが本音だ。


そこから数日。

次のシフト消化を以て退職することを伝えた。
その時の気持ちの晴れやかさといったら。

あまり角が立たないよう、4月から本業が完全出社となりまして…を理由にしたが、私は相変わらずゆる在宅フルリモートである。ゴメン。


と言うわけで、会社員✖️副業アルバイトに至る経緯と、両立中の実情でした。

もうちょっと「ネットカフェのお仕事」「バイト中のアレコレ」についてもお話ししたいので、そちらの記事かはまた改めて…

大変だったけど、ちょっと社会の隙間を垣間見るいい機会にもなりました。
すげえ大変だったけど。二度とやりたくねえけど。

でも。

「急にお金が必要な場面」って言うのは突如としてやってくるし、その時に一番手っ取り早いのは労働力をお金に変換することで。

スキルアップもいいけど、もう少し「肉体労働」「感情労働」の必要性を、社会全体が見直すべきだなとも思った。

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