バリスタコースの記録。#5
オーストラリア滞在記Day115。5月27日〜。
バリスタコース5週目。最終週です。
5週目は、レジュメ(履歴書)作りに工場見学、ラテアート、テスト三昧、有料コーヒーなど、最後の最後までびっしりでした。
今までやってきたことの集大成的なことをするのが多かったので、
最終週らしく、“締め”にふさわしい1週間でした*
では今回も、そんな1週間をただただ回想します。
特に考えずに頭によぎったことを書き綴りますよ。
(バリスタコースを受けての全体的な感想はまた別でまとめたいかも。)
5週目でやったことをつらつらと。
数回に及ぶテストやら、レジュメ作りやらで、頭をひねることが多かった5週目ですが、「工場見学」はとてもいい息抜きになったなぁと。笑
今回のは、3週目の工場見学ほど印象的ではないのですが(笑)、初めて「カッピング」なるものを体験しました。
カッピングとは、コーヒーの味や香りなどの品質を評価するための「テイスティング」のことで、同じコーヒー豆の量にしたり同じ抽出方法で淹れたりと決められた同じ条件下で比較します。
カッピングの飲み方も独特で、「ズズーッ」と舌の奥にコーヒーを勢いよく流し込む感じでした。ちょっと下品なすすり方ですが、コーヒーを霧のように口の中に広げることで、香りを鼻で感じたり、味を舌全体で感じたりできるからするのだそうです。
で。カッピングした感想は・・・うーん、違いがよく分からない。笑
「これはチョコレートのような味わいがするはず。」とか「これは柑橘系の味だよ。」とか説明を聞いてみればそんな気がするような・・・という感じでした。hahaha
オーストラリアに来るまでの26年間、コーヒーは苦手意識から避けていたので、5週間では違いを見分けるレベルには到底達しませんでした。^^;
(今じゃ毎日淹れて飲んでいるので、だんだんと違いが分かってきたかも。やっと“並”になれたか?!経験と継続って大事ですね。)
ちなみに、今回見学させていただいたのは、オーストラリア・ブリスベンにある「Wolff Coffee Roasters」さんです。
「コーヒートレーニングコース」とか「ロースタリーツアー」とか色々やってるみたいなので、個人で行くのも楽しそうですよ♩
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工場見学のほかには、「ラテアート練習」もしたなぁ。
1日の数時間の間に、いきなり教わって練習するだけだったので・・・
見てのとおり、ぜんっぜんラテアート出来ませんでした。笑(もっとラテアートの時間ほしかった...)
↓ 先生がつくったリーフ!
↓ わたしがつくったリーフw
周りの生徒たちも、誰1人としてラテアートができるようになった子はいませんでした。笑
(学校としては、ラテアートよりもまずは「美味しいコーヒーを作れること」を優先しているんだろうなぁ。そのわりに、衛生管理とかあまりコーヒー作りに直接関係のない講義の量の方が、実践の量よりも圧倒的に多かった・・・。そして、実際にバリスタインタビューした時に「ラテアートのスキルは絶対に必要」と言っていた人もいたので、ラテアートの時間はもっと取り入れるべきだと思う。)
しかも、今までは「ホットドリンク」のみ教わっていたのですが、実践クラスの最後のたった30分でアイスドリンクを教わりました・・・。しかも、ただ先生が作ってるのを見て終わりw こっちは手を動かしていないので、まったく教えたことにならないです!きっと、時間が押して、急ぎ足で教えることになったのでしょう。
ここに文句を書いても仕方ないですよね。グチグチとすみません!またブログでコースについてはまとめたいと思います。フンッ
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あとは、バリスタコース最終日には「有料コーヒー」もやったなぁ。
今までは毎週金曜に「無料」で、授業の一環で来た生徒たちにコーヒーをふるまっていたのですが、
最終週の金曜(バリスタコース最終日)は「有料」で、誰でも自由に来てもらえるようにしてコーヒーをふるまいました。
何をしたかというと、お客さんが来たら「ハロー」と挨拶して、注文をとって、バリスタにオーダーを通し、コーヒーを作り、お客さんのもとへ運ぶ。
いわば、普通のカフェと同じようなことをしました。まさに「集大成」ですね。
感想はというと・・・もうバタバタであまり覚えてない。写真もない。笑笑
1つ嬉しかったのは、一般英語クラスで英語を一緒に学んでいた時の友人たちがたくさん飲みに来てくれたこと♡
バリスタコース期間中は、ほんっとに毎日忙しくて、毎日顔を合わせていた友人とも学校内で会わなくなり、放課後に友人たちと遊ぶ暇もなくってちょっと距離が空いちゃって。だからこそ、来てくれた時はすっごく嬉しかったーーー♡泣
あ。この感覚って「リピーターさん」が来てくれた時の感覚と似ているなぁと思いました。顔なじみの人とまた会えることができた喜び。そして、また選んでここに来てくれたことの喜びといったら。。。(あぁ、またサービス業で働くのも悪くないのかも。)
やっぱり「人の温もり」? なんというか、、「この子のバリスタコース最終日だから飲みに行ってあげよう」のような感覚。こうゆう「人情」にふれることができただけで、もう幸せだなぁーと。人の素晴らしさですね。
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あとはあとは、「レジュメ(履歴書)作り」も授業の一環で少しずつ進めてました。
結局使わなかったけど。笑
当時のわたしはバリスタよりもファームの方にすでに気持ちがシフトしちゃっていて。だからレジュメはもう不要だったのだけれど。
せっかく作るならちゃんとやりたい!と思って、かなりしつこく先生にアドバイスをお願いしながらレジュメを作り上げましたw
↓ 一応、出来上がったやつはこんな感じ。
盛れることは盛大に盛る。と、いいかも。笑
ほかにもカバーレター(履歴書と一緒に送る「送付状」とか「挨拶状」のようなもの)も作りました。
マットと住む兼ね合いで、コロナが落ち着いたらオーストラリアに住むことになるのは確実なので、どこかのタイミングでいつかバリスタやりたいとは思っています。なので、その時にちゃっかりこのレジュメ使っちゃおっと。( ̄▽ ̄)
おわりに
ということで、バリスタコース最終週の5週目をふりかえってみました*
ラテアートとかアイスドリンクとか練習量とか・・・まだまだ物足りずに終わった気もしますが、やり切った自分にハグです。
バリスタコースで得たこと・不満なことは多々ありますが、
身をもって「ベース」を敷けたことは1番の収穫だったなぁとは思います。
やっぱりネットで調べたり本を読んだりすれば学べたことも多いのですが、
バリスタコースの仲間と一緒に話し合いながら意見を聞きながら、
そしてオーストラリアの地で、住む人々や働くバリスタたちの話を聞きながら、
コーヒーの知識やスキルを深めていけたことは、わたしのコーヒーに対する大きなベースになりました。
もっと言えば、今コーヒーがこんなに好きで、なおかつ、人生の小さなひとときが華やかになっているのも、バリスタコースがあったからこそ。バリスタコースに入ってなければ、コーヒーは好きになっていなかったかも。
この5週間で学んだことが、今もなお生きていることに感謝。
分厚くてあったかーい、ベース。
大切にしながら、これからもコーヒーを愛していきたい*
▼ 1週目のはなし。
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