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大事に大事に一粒ずつ口に運ぶ燻製ラムレーズンチョコレート

ボタンのかけ違いから起きてしまった感情のもつれに直面したあと、それぞれの立場と守りたいものへの愛情を感じながらお口に運んだ、至福のスイーツ。

普段、甘いものを食べないわたしが最近ハマっているもの。
軽井沢いぶる 燻製レーズンチョコレート(ラム)
このお店の大ファンな友人から手土産でいただいたのがきっかけ。
彼女の世界観が大好きなので、間違いないだろうなと思ったら、予想以上に間違いがなかった。

燻製とチョコレートをまとう工程を経ても、レーズンの瑞々しさがまったく失われていない。
そして口腔内に漂う芳醇なラムな香り。
べたべたした甘さも残らない。
かと言って、満足感は充分。

2粒だけと決めている。
生理前にチョコレートを欲しがる女友達の気持ちに、今ならやっと寄り添える。

せっかくなので、ラムレーズンチョコレートの薬膳的効能をまとめてみる。

▶︎ココア(チョコレートでの掲載はなし)
<益気、強心>
気を補充し、感情・思考・意識を統合する五臓の「心」を強くする。
また、利水の働きのある食物に分類されている

▶︎葡萄
<補気、補肝、補腎>
こちらも気を補う。
情緒を安定させる五臓の「肝」を補う。
弱ると不安が生まれる五臓の「腎」を補う。

▶︎さとうきび(ラム酒の材料)
<清熱>
暑い地方で採れる作物だから、身体を冷やす分類ではあるが、心がざわざわしているときは、ほどよく使うことで、気持ちを落ち着かせることができる。

▶︎味の効果
また、甘いと苦いの味の効果も大切だ。
甘味は、頑なになった心身をゆるめ、気血を補う方向へ。
苦味は、清熱・瀉火・降気と、もし気持ちが興奮しているのなら落ち着かせることができる。

現代の食卓に生かす「食物性味表」―薬膳ハンドブック

もちろん食べ過ぎは良くない。
何事も中庸、バランス良くが大切。
だから、宝石のように大事に大事に口に運ぶ。
この時間を過ごせること、そして日々の気付きに感謝しながら。

#至福のスイーツ


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