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更年期のイライラや生理不順など心身の不定愁訴を改善する:加味逍遥散の解説


春がウキウキする理由

あなたは「3月」といえば何を思い浮かべるでしょうか。

一般的に3月といえば、人それぞれ「思うところがある人」が年間で最も増える月です。

・入学や入社を控えている人
・異動や進級が決まった人
・引越し等で新しい生活が始まる人、など

一方で3月は「春分の日」や「桜の開花」を目前に控えて、冬から春へと季節が劇的に変わる月でもあります。

この「劇的に変わる」とは一体何が変わるのか。

・日照時間が変わる
・日中気温が変わる

これらの太陽のもたらす恩恵により、

冬物の重厚なコートやブーツから、春物の軽快なシャツやパンプスに変わる

厚いものから薄いものへ、着る物が変わると心理的な負担も軽くなります。

加えて外は暖かく、木々は芽吹き花は咲き始め、着る物も含めて目には「鮮やかな色彩」が多く映ります。

そういった「視覚的」な面からも、気温の上昇による「体感的」な面からも気分は高揚して、外へ出かける機会が増えていきます。

外には多くの「出会い」があります

人だけではありません、新しい景色や食べ物も出会いの一つです。

寒くもなく暑くもなく、ちょうどいい春の陽気は心を軽やかにさせてついつい行動的、活動的にさせる「気」があります。

このように春は「新しいもの」であふれる季節である一方で医学的には「不定愁訴」にあふれる、体調を崩しやすい季節といわれています。


不定愁訴とは何か

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