見出し画像

今の時代、法律と議会と議員制度が役割を終えたのでは?

資本主義  ⇒制度疲労、
イデオロギー⇒制度疲労、
法律と議会 ⇒制度疲労、
プロの政治家⇒制度疲労。
そんな感じなんじゃないか?と思う。

技術の開発速度、インターネットによる伝達速度、社会構造の変化速度、AIによる自動判定と自動オペレーション化の速度。全てが高速化してる。

それらを鑑みると、まず年間予算を建てるという発想、それからどっかの議会や会議室で議論して決める そのやり方自体が時代遅れだ。
法律を決めるのに2年、それを施行するまでに2年……4年経ったら社会がもう変わってしまうタイムスケールだよね。
英国のBrexitの顛末とか見てても、複数回の議論と投票(国民投票)をやっても正しい判断を生まない。なぜかというと、未来と新しい経済社会、世界情勢については誰も見えておらず、みんなある意味素人(政治家も官僚も投票市民も)で、周りに流され、意見をどんどん変えるし、決まったあとで文句ばかり言うからだ。

『まだ議論し尽くされてない!』って定番のコメントだけど、いつになったら議論は終わるのか?というと、終わらないと思う。
なぜかと言うと議論してる間に社会環境が変わっちゃうから。
あと代表者が集まって会議するのがそもそも議論になってるのか?
ディベートとかゼスチャー合戦になってる会議って意味あるのか?
というのもあるね。
そしてリアル会議ではなくて、オンライン会議とかチャットとかSNSを正式の議論の場にして何が悪いのか?

そういう意味では、
紙に明文化した法律、それに基づいた司法も行政も、もしかしたらオワコンなんじゃないか?と考える。
やり方がひとつあるとしたら、リーンスタートアップのやり方を立法と行政に応用できないか?法律とか行政施策もMVPを短サイクルに作って、どんどん変えてゆくとかできないか?ということ。

この法律はアルファ版です!!とかの宣言、ありじゃないの?
そもそも、法律が有効に機能したことってこれまであったっけ?
デイリーの変更はちょっとひどいので、『四半期単位で条項とか設定指標を変えていきます。』という法律が有っていい。
でそもそも、その法律が有効に機能したかどうか?の各種KPI
オンラインで公開する義務を設定。『あ、全然ダメでしたね、この法律!』とか、あってもしょうがない時代だと思うな。

そしてまずは、
議員とか公務員、場合によっては知事、市長とかを非常勤・非正規職業・就業化すべき だよね。
日頃のオペレーション的な判断や議論をする人と、新施策とか戦略の判断、や議論をする人を分けるべきで、オペレーション知事やオペレーション議員はまあ居ても良い。年棒300万円程度でね。あとは副業で稼ぎなさい。
オペレーション上の判断だけなので、中小企業の工場長とか店長と同じだよね。地方の議員や市長・町長が為り手がない…というのは良くある話。オペレーション系はそういう意味では職業軍人のようなもの。

で、未来的で戦略的な判断や議論は、その道の専門家が“業務委託(プロジェクト)”で請負うべきでしょう。行政や立法の話だったとしても。
戦略って合議制とか民主的に決めるもんじゃない。衆愚政治になるだけだ。ずっと調整作業ばっかりやってるバランサーの政治家にできるはずがない。
もちろんその戦略設定の成果は2~3か年単位で評価して、成功だったか失敗だったか公表してゆく。やり逃げは許されない。しかし、リベンジはあっても良いいかな。
そもそも未来的戦略の成功率は20%にも達しないわけなので、
5回のうち一回成功すれば超優秀と言えるからだ。

あー読者はまた『天下の暴論言ってる!』と思ってるだろうなぁ……苦笑。大丈夫。こんなんでも14年間、会社潰してないから…。

思ったこと描こう。