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『如何に仕事をしないか?』がこれからの“仕事”のキーになる。
私見だけど今の日本社会……“笑い話のように”ヒトが居ないwww
これは単に若年層の労働力不足というだけの理由じゃない。
仕事に必要なスキルの多様化と需給アンマッチだ。その意味では、転職をした先で自分のこれまでの経験やスキルを活かすというのは、あまり期待しない方が良いかもしれない。正確には経験は活かせる。新しいスキルを身に着けるプロセスにおいて…。
今は労働時間を売る時代ではない。
むしろ仕事をせずに成果を出すことが求められる時代。
■デザインだったら、如何にデザインしないで済ますか?
■プログラム開発だったら、如何にコードを書かずに済ますか?
■音楽制作ならば如何に作曲・アレンジせずに作るか?
■営業だったら、如何にこちらから営業せずに勝手に受注するしくみを作るか?
でも、ポイントは
細かく手を動かしてデザインしなかった『デザイン』が需要を生み出したり、アレンジして作ったコンテンツが顧客の心を動かす。
コーディングしなかったプログラムが狙い通り動いて役に立つ
そんなことだと思う。
専門性をバカにしてるように聞こえるかもしれない。しかし、少ない手数で最適(効果的)なアウトプットを出すと言う専門性=クリエイティビティと考えたい。
元々デジタル技術がクリエイターに取り入れられた時から、道具の力を借りてどう上手くモノ作りをするか?に我々は対面してきた。音楽アーチストならば、最初に打ち込みで創作する人も多い。クリエイターにとって最後の砦は、出来上がったものを世に出して良いと思うかどうかの感性だと思っている。どのレベルを自分のアウトプットとして良しとするか?どのテイスト、タッチを良しとするかは、その人の感性と経験に依存している。
なので結局クリエイティブディレクターやシステムディレクターの道なのだと思う。クリエイティブの道具としてAIというやつがまた一つ加わった。ヒトは居ないので彼を部下やアシとして使うしかない。
そこで在った方が良いと感じるのが、自分の仕事の範囲を決め込まないというマインドセットだ。
自分が望む創作物(アウトプット)の効果、自分の仕事の“成果”を高めるために必要なことは全て自分の仕事と受け取ること。領域に枠をはめないこと。そうしないと貴方の仕事は無くなるかもしれない。
そして作業を仕事にしないこと。作業をして仕事をしてる気にならないこと。
手と目と触覚はクリエイターにとっては命だと思ってるので、それを手放す必要はない。手と目と触覚が覚えたことを脳にフィードバックすることだ。そうすればAIを部下やアシとして使うことができる。自分の手よりも数倍高速な孫の手(千手観音?)を得ることができるのだ。