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#51 詳細な 「キャリアデザイン」はなくてもいい【キャリア形成 & 地域複業】

竹内義晴です。この番組は組織作りやコミュニケーション、キャリアデザインなどの人材育成、複業やテレワーク、多拠点ワークといった「これからの働き方」について、ゆるゆるとお話をしていく番組です。今日の話が面白かった、あるいは参考になったらフォロー、コメントなどいただけるとうれしいです。

今日は5月21日、日曜日ですね。日曜日なのできっとみなさん、それぞれの時間を過ごされているんじゃないかなと思います。

はじめに:50回の節目に

ちょっと話がそれちゃうんですけど、この収録のタイトルに、1番からずっと番号をつけてるんですけど、昨日は50回目でした。1つの区切りだなと思って。

4月1日から「毎日続けようかな」と決めて、今日で50日目ということですかね。だいたい、1日10分間の話をしているので、時間的には500分ですか。500分って何時間ですかね。わかりませんけど。もうしばらく続けてみようかなと思っています。

「キャリアデザイン」といいながら、ボクはあまりデザインしていないかもしれない

さて、冒頭のあいさつで、いつも決まったことをお伝えしてるんですけど、「キャリアデザイン」という言葉を使っているんですよね。今日はキャリアデザインについてお話をしてみようかなと思うんです。

キャリアデザインというと、何となく言葉のイメージから想像するものは、「将来、こういうふうに歩んでいく」っていう、ある種の設計図みたいなものなんじゃないかなって思います。

キャリアデザインという言葉を使いながら、ボク自身が、キャリアをデザインしてここまで歩んできたかっていうと、正直なところデザインってあんまりしてなくて、結果的にここにいるっていう言い方の方がたぶん正しい。

なので、「キャリアデザインって、そもそもお前がしてないじゃないか」と。「していないお前がキャリアデザインなんて……」みたいに、ひょっとしたら思う方もいらっしゃるんじゃないかなって思います。

「自分の足で歩んでいく」とは決めていた

一方で、まったく考えてないかっていうと、何となく考えてはいて。

たとえば、これ、ボクの勝手な妄想なんですけど、58歳になった時には、ネイチャービジネスセンターっていう、働く人たちがそこに集い、いわゆる、いまどきの言葉を使うとワーケーションになるんでしょうけど、ワーケーションのような形で、都市部に限らず、地域外の人たちが、新潟と行ったり来たりしながら、働く人たちとの関係性が構築されているとか。そこに、人の往来が生まれているとか、何となくそんな妄想であるとか。

あとは、ずっと生涯現役でいようって思っているかな。年金はもらう気が全くないので、これからもおそらくまだ続くであろう、長い人生を自分の力で歩んでいこう……みたいなことは、比較的若い頃から、若いって言っても起業したのが32歳か33歳か。で、ちゃんと独り立ちしたのが36歳の時かな。そのぐらいから、何となく「自分の足で歩んでいく」みたいなことはずっと考えていたかなって思います。

とにかく、目の前の課題を解決する

あと、デザインっていう意味では、自分が足で立つためには、その時々で必要なことがあったんですよね。よく考えてみると。

たとえば、起業したての頃だったら、自分をいかに知っていただくかっていうことを考えたときに、それが目の前の課題であると。だからその課題を解決するために、いわゆる文章で発信して知っていただくっていうことを、その時はずっとやっていました。

幸いなことに、目の前の課題を解決するために取り組んでいた試みが、結果的に文章を書く力という形で身についたり、マーケティングの知識がついたり。それが、後々の仕事に役立ってきた……っていう側面であるとか。

あとは、もう少し前をたどると、ボクが管理職になりたてのころ、目の前に働きづらい職場がある。それをなんとかしたい。だから必要なコミュニケーション能力を学ぼう。それを実践して、結果的にコミュニケーションのスキルが身について、それがのちの本業になっていったわけです。

そう考えると、ボクの人生を振り返ってみたときに、キャリアのデザインっていうデザインは、それほどしてないかもしれません。でも、目の前の課題をどうにか解決しようと思って、その時々で一生懸命に取り組んだことが、のちの力になって、それが、次の道を開いてくれた……みたいな感じになっている。

このように考えると、必ずしもデザインはしていませんが、なんとなく「将来、こんな風になったらいいな」といった、なんとなくの矛先ですかね、灯台の明かりみたいなものは描きつつも、その時々では、とにかく必要だと思うことを、一生懸命やってきた……という気がします。

必ずしも「デザイン」はなくてもいい

なので、デザインというと、この時にはこれ、この時にはこれ、みたいなイメージをされる方も多いと思うんですけど、必ずしもそんなに予定通りにいくわけではありません。もちろん、そういったデザインが悪いことだとはまったく思いませんが、明確なデザインというものがなくても、目の前の課題に対して、それをどうにか解決できないかと一生懸命取り組むということも、大事なんじゃないかなというふうに思っています。

そういう意味で、冒頭に、今回の番組が50回目だというお話をしましたけど、いま、取り組んでいることも、その一環ではないかなと思うんです。

地域複業のような仕組みが将来必要だと、絶対必要だと思っているんですよ。だけど、目の前にはまだ、地域の企業の理解であるとか、仕組みづくりだとか、そういった課題はある。だけど、将来絶対に必要だと思っているので、いまできることは何かって言ったら、自分の考えを伝えることとか、こうして言葉にして伝えていくことじゃないか。それが、いまできることだと思っているので、いまできることをとにかくやってみよう……というのが、現在の位置づけですかね。

でもきっと近い将来、こんなふうに考える日がくるはずなんです。「あの時、発信し続けたことで、いま、こういった形が上がってきているんだな」とか、あるいは「あの時始めた、こういった発信みたいなことが、いまのスキルや実力に繋がっているんだな」と思う日が、多分近い将来来るはず。

なので、そう思える日まで、ちょっとまだまだこういった取り組みは、折れずに続けていこうかなと思っています。はい、では今日のお話はここまでにしたいと思います。

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