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だって私はもう居ないわけで身体だけがこの世に残ってしまったわけですから。

『養老:僕は「気がついたら死んでいた」がいいです。よく、「死ぬならがんになるのがいい」と言う人がいます。死ぬ前に準備ができるから。だけど僕は、そういうことをしたいとは思いません。行きあたりばったりのほうがいい。小堀:僕もまったく同じです。「往診中、車を駐車場に入れたときに」と答えたこともありますが、聞かれればそう言うこともあるだけで、確固たる何かがあるわけではありません。』

私の死は自我との決別で死んだらみんなでシェアされるのだと思っています。だって私はもう居ないわけで身体だけがこの世に残ってしまったわけですから。

死をタブー視しすぎる日本人の考えにモノ申す
「死を受け入れる」とは一体どういうことなのか
2020/07/16 7:50
養老 孟司 : 解剖学者 / 小堀 鷗一郎 : 堀ノ内病院 地域医療センター医師
https://toyokeizai.net/articles/-/361529

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