【Maisya ya NZIU🇰🇪2】no.56

2024年4月7日 22:09

Mwatindata〜？
みなさま、こんにちは！
Kyalo（チャロ）です！
昨日に大きなイベントがあったため、先週の週刊をしれっとお休みしていました。笑
今週は3月25～28日の週を振り返っていきたいと思います！
（この週は金曜日が祝日でお休みでした）

☆試験監督(JUMATATU)☆

午前はForm３Bの試験監督。
昨年このクラスで試験監督をした時はカンニング祭りで、何人かを摘発しました。笑
それもあるからか、はたまたテスト用紙の枚数が6枚と破格の枚数だったからなのか、カンニングは全くありませんでした！笑
（テスト時間も 2時間半とかなり長丁場。これもケニアでは一般的）
テストの問題には、電卓・定規・鉛筆を使用しなければならないものもあるのですが、全員が持っているわけではない（家庭の金銭的な問題）ので、テスト中の電卓、定規、鉛筆の貸し借りは普通、、、
学校で生徒の人数分準備できればいいのですが、それも難しい（学校の資金は生徒の学費）ので、これを解決するのはかなり長い目で見る必要があります、、、
午後はForm1G に行ったのですが、僕が試験監督をするのが初めてということもあり、カンニングを試みようとする生徒がちらほら。
時間をかけて伝えていく必要がありますね、、、

☆2度目の数学のテスト（JUMANNE）☆

夕方15時から成績優秀者たちのためのご褒美夕食会があるため、試験が朝の7時半から開始でした。笑
運がいいことに？午前の試験監督を担当する予定だったので、朝7時半から試験監督をすることに、、、笑
その後は、数学のテストの丸付けを行いました！
まだ終わっていないですが、前回よりも明らかに下がっている気が、、、
前回の試験範囲が第1章〜4章だったのですが、今回の試験範囲は第1章〜8章と試験範囲が広かったのが原因かと思います、、、

※ ケニアでは直近で習ったことだけでなく、必ず『Form1 のTerm1 で習ったこと』から『現在習ったところ』までが試験範囲になります。例えば、Form3の生徒で、Term2 の試験範囲は、『Form1 の Term1 ～現在習っているところ』までとなります。よって、学年が上がるごとに成績が下がっていくのは必然、、、

放課後、家に戻っていると、学校の隣にある警察署にいる大人たちから「Mzung！（白人）」と呼ばれました。
（毎日17時くらいから警察署でバレーしているケニアンたち）
すると、近くにいた子どもたちが「違う！Shigeっていうんだよ！」とその大人たちに教えていました笑
（いつも名前を教え続けた甲斐があった）
改めて「Shige、こっちに来てくれ！」と言ってきたため、その大人たちのもとにいき、僕が日本人だということ、日本はどんなところか、バレーはできるのかなどなど会話をしました！
Term2 になったら必ずバレーをしに来ることを約束し、この日は解散。
こういった地元の人たちとの交流も、残り1年弱で大切にしていきたいなと思いました！

☆タスクをこなす(JUMATANO)☆

この日は採点、休職している学校の先生とMTG、KESTESの諸々の作業、Term間休みの課題作成、試験監督と色々なタスクをこなしていきました。

※ KESTESのHP、少々古いですが、興味のあられる方はご覧ください。
ちなみに、僕はBrian くんを担当しております！

昼食どき、最近よく座っている手作り長椅子で休んでいると、校長先生が校庭を散歩しながら生徒とコミュニケーションをとっていました！
その光景を見て、なんだかほっこりした気分になりました、、、！

☆結果は、、、（ALHAMISI）☆

採点が終わりました！結果は、、、、

◯平均点（100点）◯
Form 1B → 32.74点　　（前回：49.8点）
Form 1G → 40.94点　　（前回：60 点）

◯最高点◯
Form 1B → 84 点　　　　（前回：92点）
Form 1G → 97 点　　　　（前回：92点）

と、前回から大きく点数を落とす結果に。
何人かの子どもたちに話を聞くと、
・問題がこんなに多いとは思わなかった、、、
　（授業中何回も言ったけどね、、、？）
・前回できたから、今回油断していた、、、
など話してくれました。
Term2 明けに、Opener テストがあります。
今回のテストと前回のテストのやり直しを宿題とし、 Operner テストに出すから頑張って復習してくることを伝えています！
Term2 の結果を楽しみにしましょう、、、！

◯Butterfly Effect◯

同僚と校舎を歩いていると、試験監督をしていた先生が教室から出て電話をしていました。
すると同僚が「試験監督中なのだから、電話しないで教室に戻りなさい」と、その先生に伝えていました。その後、同僚は僕に「試験監督中なのに、電話しているなんてありえない」と言ってきました。
日本だと普通なのですが、こういった試験監督中に何かすることが普通なケニアでは、とても感慨深いやりとりでした。
以前、職員会議中に僕が試験監督のあり方について話をしたことがあります。今回注意をしてくれた同僚の先生は、その時にとても共感してくれた先生の1人。
僕の存在・任地でやっていることは本当に微々たるものだけど、少しは何かを変えることができているのかなと感じる出来事でした。

余談：Butterfly Effect
「ブラジルの１匹の蝶の羽ばたきは、テキサスで竜巻を引き起こすか？」
という言葉が、まさに今協力隊で活動している自分に刺さっています。
そして協力隊が終わっても、きっと刺さり続けるんだろうな。

◯ Term1 を終えて◯

Term1 は活動2年目ということで、1年目にやりたかったけどやれていなかったことを進めていきました！

① 放課後学習会
週1開催が、生徒の希望により週2 開催になった放課後学習会。
放課後学習会に参加した生徒がどれだけテストで結果を残せているかはまだ追えていない（学校に記録を置いてきてしまった）けど、平均点以上の点数は取っています。
Term2 も続けていき、どんな風な変化が見られるかを記録していこうと思います。

② 野球
体育の授業を持たせてもらったので、野球を導入。
ただめちゃくちゃいろんな課題にぶち当たる。
◇課題
・47人の生徒を1人でまとめることの難しさ
・子どもたちが体育の授業を受け慣れていない
・野球のルールを伝えるのが難しい

◇思ったこと
・子どもたちにとって体育の授業って何だろう
（ケニアで体育隊員で派遣されている同期の気持ちがじわじわとわかってきた）
・野球だけでなく、いろんなスポーツをして、楽しく身体動かした方がいい？
・ケニアンって運動神経高いイメージあったけど、身体の使い方下手だな、、、とにかく運動させた方がいいのか？
など

◇成果
・野球、Baseball という言葉が定着した

Term2 は、僕が休職している学校でもやっている YOSAKOI でもやってみようかな思っています。（野球はどこにいった）（ケニアンは歌とダンスが好きだからマッチしそう）
野球は別の機会に希望者で行うとして、体育の授業は子どもたちが楽しく身体を動かす時間を創っていこうかなと思っています。

◯ 残り5ヶ月 ◯

帰国までは残り10ヶ月となりましたが、学校での活動期間だけを考えると、Term2 の3ヶ月、Term3 の2ヶ月だけとなりました。
この場所で「戦っている」感はまだ抜けきれていないし、もしかするとずーっと抜けきれないのかもしれません。
でも。
子どもたちのため、学校の先生たちのためにやってみたいことがまだあるので、少しずつ実現していけるよう、配属先の先生たちと協力しながら、進めていこうと思います！

またTerm1 は同期だけでなく、休職している学校の卒業生やその時の同僚の方がンジウを訪れてくれ、子どもたちにかけがえのない経験をくださいました！
本当に本当に感謝ですし、引き続きTerm2 も多くの方々に来てもらえることを、子どもたちと一緒にお待ちしております！

今週もお読みいただき、ありがとうございました！
先週からTerm間の休みに入っているため、4月中は週刊をお休みしようと思います。
Term2 の始まりは4月30日ですので、5月1週目からまた始めていきたいと思います！

それではみなさま、また来学期に🇰🇪

Asante kwa kusoma🇰🇪
Tutaonana mwezi ujao🇰🇪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？