1泊2日の移住体験で魅力を全部伝えます!奥伊吹が忘れられなくなるツアー①
しがレポは、滋賀県各地の“くらし”と“仕事” を取材する移住体験プランです。地元愛と人脈に深い、地域コーディネーターがご案内!普通の観光では体験できない密度で、地域の魅力に出会えます。地元の人たちと囲む食事会が地域になじむカギ。
写真を撮るのが好きな人、文章を書くのが好きな人田舎暮らしに興味がある人に来てもらった、おためしステイのレポートです。
しがレポの詳細はこちらより
滋賀の土地で生活するために知りたいこと
このプランに参加した目的は、その土地を知りたいということ。
移住した方が、どのように生計を成り立たせているのか、またはどのようにつくりあげてきたのか、どのように横のつながりを得てきたか、公的な援助や制度をどのくらいどのように活用してきたかなど、リアルな部分を知りたいと思いました。
また、実際の移住生活の中での困りごとの生の声を聴きたいと思ったからです
先輩移住者の'リアル'を聞いて感じたこと
今回の宿『居醒庵』でのお話。
店長の作る夕食を食べながらのお話が幅広く、そして移住体験者としての声も参考になりました。
"その地域の何を好きになって"がないと移住もすすまないのかなとお話を聞き、感じました。移住前と後の生活観や金銭感覚の変化などのリアルなお話も多く、面白くうかがうことができました。
今住んでいて心地よいのは必須ですが、以前はこういった心持ちだったのが、この地でこんな変化がありましたとか、こういったものを手放したや、これからの働き方などを知ることができた時間に感謝です。
移住とは関係ありませんが、宿の中、各所に昔の建具や古き良き品や本があったことにテンションがあがりました。古民家改築ならではなのでしょうか。
あと、居醒庵の周りも水があり、史跡があり、雰囲気がとてもよく、朝、登校中の子どもたちに声をかけるお母様の姿など日常を垣間見れたのもよかったです。
滋賀。そこは人と自然と仕事が調和する場所
時間に追われることのない空間の中で、自分のやりたいことや伝えたいこと、ものに時間を割くことができる場所だと思いました。
地元で営業されている場所としてうかがったMAGATANIYAさんとよもぎさん。どちらも、ココロを満たす場としてあり、カラダが喜ぶ美味しい食の提供が、その土地の雰囲気とも合致していたと思います。忙しない現代の中で、必要とされる場だと感じました。
だから、通り沿ではない場所にあるにもかかわらず、人が集まる、仕事も自然と融合できる地域なのだと感じました。いわゆる"自然派"の方やカラダを知って暮らしたい方にはうってつけの場でしょう。
また、休耕田も見させていただきました。今回私自身は就農は視野にありませんでしたので、知識もない状態でお話を聞きましたが、日本人特有の土地に対する執着が休耕田を増やしているのではと感じました。空き家もそうですが、変な人(?)に貸したくない気持ちも理解できますが、オーナーさんの気持ちひとつは、実際家や田を決めるときにハードルが高いなと感じました。
地域の魅力を次世代に繋ぎたいと思う人々が自分を温かく迎えてくれた
自分たちがしてもらってきたことを、次の方に受け継ぐという精神をお持ちの方が多いと感じました。
特に移住率が高いのは、こういった方々のおかげなのではなのでしょう。こういった方々と縁がつながれば、過ごしやすい場所ではあるけれど、そうでない場合は少し厳しそうとも感じました。
生活の何を大切にして生きていきたいかで、場所の選択肢があるのも、おもしろい地域だと思いました。
訪れる地域との繋がりを事前に作っておくべき
事前にどれだけ地元の方とのコンタクトを取るか、それにより家ひとつ借りるにしても情報の優位性がうまれる。
公的機関にだけ頼るのではなく、地元コーディネーターのチカラを存分にお借りすることが心地よい移住の成功に繋がる。
同行の参加者さんはすでに家を探されていたようですが、賃貸でも数か月もかかると言われたことを聞き、引越と移住にはかなり準備に違いがあるようだと言うことを知りました。少し簡単に考えすぎていた自分を反省しています。
自分にとって最適な場所ってどこだろう
同じ滋賀県でも、地域により気候も大きく違い、生活観もまったく違うことに驚きました。
それらを理解して、自分にとって住みやすい場所を探すことも視野にいれていかないといけないなと思いました。旧街道も走っているので、歴史的にも楽しむことができました。
今回奥伊吹での体験でしたが、歴史的には他地域も知ることで、より地域をアピールしたり、観光誘致にも繋げていけるのかなとも勝手に思っていました。(例えば伊吹山〜居醒の清水〜建部神社が日本武尊で繋がるルートだったとか)歴史好きはワクワクしました。
普段知ることができないことが知れた2日間
2日間ありがとうございました。
ふらっと来ただけでは知ることができない土地の特徴や由来を知ることができ、面白い時間でした。 行程を通して、いろいろお世話いただきありがとうございました。もう少し移住について人に聞いたり、調べたりしていきます。またの機会がありましたら、どうぞよろしくお願いします。(40代・女性)
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