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【詩】『幻惑』

『幻惑』

溺れたくなる

仮死状態の海辺

心震えるほどに

夢を抱き締めても

感触も手応えも無い

全てを散らしてしまう声を頼りに歩き続ければ
この無明さえも後々の語り草

なんて言ってみたりして

そんなことはないのに

そんなことは解っているのに

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