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前田裕二氏トークライブでの気付き

待ちに待った前田裕二氏のトークライブに行ってきた。1年半前に前田氏の講演会に参加した時は、前田氏のこともSHOW ROOMも知らずタイトルに惹かれて聞きに行ったという感じ。


写真はなんだかチャラク見えるし、もしやパリピ系か?とビクビクしていた私。

イェーイ的なノリだったら速攻帰ろうと
心に誓ったあの日。

講演会が始まって話を聞けくうちに帰るどころか前のめりになった。

高揚感とワクワク。またトークライブに行きたいとの思いから一年半。

やっとその日が来たわけだ。

今回もメッチャ良かったよ。

印象深かったことをメモとして残しておこうと思う。

メモ1)誰もが使う抽象的な言葉ではなく、エピソードを交え具体的に。誰にでも置ける言葉は使わない。

前田氏の話が面白く心に染み渡ってくる理由はこれなんだ。

自分の持っている世界観をストーリー仕立てで語っている。

同じストーリーは2つとない。だからこそ人の心を大きく動かすのだろう。その人にしか語れない世界観がでる。そういえば聖書もストーリー仕立てになっている。

手垢のついたどこにでも溢れている言葉でも自分なりの物語を織り交ぜて語れば、とても深いオリジナルになるのだ。


だけどそれはとても難しく誰にでも真似できる
ものではない。そもそも内側が空っぽだったらアウトプットできるものがないもの。

前田氏は他の人の持っている価値観を聞くことが好きだと言っていた。ここのところは大きなポイントだ。往々にして自分と同じ価値観の人は居心地がよく受け入れやすい。一方相いれない時は反感を抱くか心のシャッターをおろしてしまいたくなる。


けれどもそこをなんとかふんばって自分の価値観とフュージョンさせれば、新しい価値が生まれて内側が満たされていく。それがオリジナルの言葉に繋がっていくのかもしれない。

次なるポイントは内省である。自分のことを知らなければ他の人の価値観が何なのかわかるはずがない。自分の事は自分が一番わかっていると思いがちであるけれどもそうでもない。

人に対してなぜ?と問いかけることは多いけれど自分に向けて問いかけることは少ない。私は意識して自分になぜ?と質問すようにしているが答えに窮することが多い。まだまだ内省が足りない証拠である。

自分を深く知るにはどうすればいい?の問いには前田氏の著書「メモの魔力」に詳し~く書いているので読んでみてください。

メモ2)共感で人を惹きつけることができる人がこれから生き残っていける人

今は産業革命以来の過渡期がきていると思う。殆どの仕事がAIに置き換えられていくだろう。

そんな中これから必要とされ、生き残っていくのは共感で人を惹きつけることができる人なんだそうだ。

確かに!!

以前なら大きな志があり何かを始めるとなった時、資金調達はもっぱら銀行からの融資に頼るしかなかった。

今はどうだろう。クラウドファンディングで資金集めができる。

と言っても簡単にお金が集まるわけではない。みんなの共感を得られなければ1円も集まらない。これは有名人なら集められるということでもない。知名度はあってもスッ転ぶ人はいるのだ。

ナイナイづくしである。

やはり共感によってしか集めることはできないのである。

共感を生みだすことはAIにはできない。人間だからできるのだ。

共感してもらうにはどうしたらいいんだろう。誰にでもいい顔をする八方美人は逆に嫌われる。

共感を集めることができる人とは、たった1つでいいから自分の好きなことを夢中でしている人なのだそうだ。

一生懸命に頑張っている姿をみると確かに応援したくなる。

私も恋愛コンサルとして恋に迷える女子のために身を捧げようと誓ってみた。

メモ3)モテる女の定義

前田氏が考える、モテる女の定義を3つ。ここで反省が。2つしかメモを取れていない。3つのうち2つ。ごめんなさい。

① 想像力

想像力とは相手が何を求めているかを察するということ。これは2人の関係を継続していく上でとても大切な能力だ。自分と相手の価値観は違う。恋愛ホルモンがどばどば出ている時は”あばたもえくぼ”で受け入れられていたものが、熱愛期間が冷めると途端に拒絶反応なんてことも。

これは相手の価値観を理解していないからそうなるのだ。自分の価値感を押し付けてしまう。自分がいいと思っていることでも相手の方はそう思わない事もある。客観目線で相手を見ることが大切なのだ。  

② 余白

完璧でなくてもいいというのはありがたい。短所だって魅力になるのだ。私たちはとかく悪い部分は隠そうとしがちだけど、それって実はとても不自然なことで可愛げがないよね。短所は隠さず見せてよし!!これは心強い。

女性が頑張って綺麗になろうとしている姿はとても素敵だと前田氏は言っていた。好きな人の前で頑張ってる姿をみせるといいとのことだった。他の人には見せない彼だけに見せる無防備な姿にキュンとくるのかもしれない。

まとめ

前田氏は1時間半の講演会の中で利他の精神を持つことの大切さをとても強調していた。愛には技術的な愛と本能的な愛があり後者が人を動かすのだと。

人はアルゴリズム的に動くこともあるから技術的な愛も必要だったりする。けども、そこだけだと気付かれてしまう。”愛がない”ということに。

利他は大切だけれども自分を犠牲にしてまでの利他は他人に利用されてしまう。自分の能力を超えない範囲での利他が大切になってくるわけだ。

そこでまた自分を知ることがでてくる。自分を知らなければ利他の分量がわからない。自分を犠牲にしてまで与え過ぎ疲弊してしまったり、逆に利己的過ぎたり。

出発点は自分。軸も自分。自分を知るための近道はメモを取ること。「メモの魔力」を読んで実践あるのみである。

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