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自分の店舗も工房もないお菓子屋さん 開業までの行動の全て

前回のお話の続き・・・

まだご覧になっていない方は、前回の記事

「自分の店舗も工房もないお菓子屋さん
開業までの道のり」をご覧下さい

今回のお話は、自分の工房を持たない場合の方法を紹介します。

お菓子屋さんを開業するにあたって、菓子製造業の許可を取った施設が必ず必要です。

その施設を使うためには以下の3つの方法があります。

①自分で新たに工房を新設する

②賃貸物件を借りる

③レンタルキッチンを使う

①については、新たに新設なので、設計の段階から許可に必要な条件を踏まえて建てれば問題なしです。

②については、お菓子屋さんの居ぬき物件であれば、大きな改装なくすぐに使える可能性がありますが、別の業種の場合大きな改装が必要になります。

また、改装して使用して、最終的に契約を解除する場合には、現状回復させる可能性もあり、賃貸の場合には大家さんとしっかり確認した方が良いかもしれません。

③については、菓子製造許可取得済みのレンタルキッチンがあるので、初期投資ゼロで始められ、おすすめです。

ちなみに私はレンタルキッチンで起業して今現在も利用しています。

レンタルキッチンですが、その場所によって使用条件や使用設備は違うと思うので、詳細を確認してから使うことを決めたほうが良いです。

趣味程度にお菓子を作りたいのか、仕事としてお菓子を販売したいのか、

利用方法によって、大きく向き不向きが違ってきますので、注意が必要です。

初期投資ゼロで始められる最大のメリットはありますが、実際に起業して仕事として利用してみて分かったことが多数あります。

次に実際にメリット・デメリットのお話をしていきます。

すぐにお菓子屋さんを開業できたことは、とてもよかったですが、

仕事として運用していく中で、思いも寄らなかった問題などたくさんありました。

良いお話だけでなく、デメリットのお話を中心にした方が参考になると思い、執筆しています。

まずは、メリットについてです。

とにかく材料さえ持ち込めばすぐに販売できる商品を製造できるということです。

これが最大のメリット

大きな投資をする前に、自分の実力・新しい挑戦のシミレーションなどをしてみたい方にとっては、とても有意義なことができます。

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