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生き死に・世の中・哲学・心理

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2021年3月の記事一覧

貧困学生に対して、でもスマホはあるんでしょ?という大人の心理

貧困学生に対して、でもスマホはあるんでしょ?という大人の心理

先日、#生理の貧困が話題になった。

「#みんなの生理」が高校生以上の学生を対象に、「生理の貧困」についてインターネット上でアンケートを行ったところ、3月2日時点で671件の回答があり、過去1年間に「経済的な理由で生理用品を買うのに苦労した」という学生が、20%にのぼることが分かりました。また、「生理用品を買えなかったことがある」と答えた学生も6%いたということです

連日テレビでも取り上げられて

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25歳の私が、"未来ある若者"という言葉に感じるモヤり

25歳の私が、"未来ある若者"という言葉に感じるモヤり

子どもは国の宝だ

未来ある若者が、、、

そんな言葉に、最近もやもやしている。

前提として、それらの言葉は正しいと思うし、間違っていないと思う。

ただ、

「自立して社会に貢献する大人」になれなければ自己責任論を振りかざされるこの国の風潮に、辟易としているのかもしれない

大人は、その未来を生きている大人になると宝じゃなくなってしまうの?

若者と中年だと価値が変わるの?

いや、そんなへ理

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生理の貧困は単体で取り上げられるべき問題です。生理の貧困叩きに反対します。

生理の貧困は単体で取り上げられるべき問題です。生理の貧困叩きに反対します。

現在、わたしはノンフィクションライターの立場で生理の貧困問題を追っています。

そこで、生理の貧困の報道が加熱する中で、生理の貧困問題が誤って認識され、生理の貧困叩きが始まっていることに危機感を抱いています。

わたしが問題視しているのは、
生理の貧困が、経済的困窮のみから起きること誤解される報道が続いることです。

コロナ禍の貧困で女性がナプキンを買えなくなっている、と、無理矢理コロナや学生の貧

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