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店主日記。または七月堂通信。

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2024年から七月堂古書部店主がつぶやく場所になりました。
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#七月堂

七月堂はじめてのZINE「AM 4:07」。なんとか初売りの文学フリマ東京前に必要部数を完成させられてホッとしています。
スタッフ総出で穴を開け、糸を切り、縫って、留めて、また切って、ひとつひとつ手作りしました。

2/25に開催した、松下育男さんと佐々木蒼馬さんのトークイベントは「詩人と勤め人」がテーマでした。
勤め人だから書ける詩があり、詩を書いているから乗り越えられる仕事もある。
そんな松下さんの言葉が深く響きました。
生き方なんて何通り抱えたっていいのだきっと。

夏葉社さんのHPで屋敷直子さんが連載されている「本屋さんと生活」で取材をしていただき、記事を書いていただけることとなりました。
本屋をやっていなければこのような機会に恵まれなかった不思議。よろしければぜひ。
https://natsuhasha.com/rensai/50/

先日スタッフがふと、「七月堂はボケとツッコミ誰がどっちなんだろう」と言い出して、取締役メンバーが「どちらかというとボケていたい」に対し、他スタッフが「ツッコミ」もしくは「寡黙」だったので、うまく出来てるものだなと思いました。(スタッフのお陰で日々営業が成り立っております!)(後)

日曜日の古書部。久しぶりにご来店くださったお客さまとのおしゃべりを楽しむ。お会いしたら伝えたかったことは、もっと他にもあった気がするけれど。ちいさな言葉のやりとりが、また今日も、明日もという思いを押しあげてくれる。(後藤)

お客さまから雨があがったことを教えてもらう。飛沫感染予防のためのビニールシート越しには、向こう側の様子はぼんやりとしか分からない。雨の日はお客さまもゆったり過ごされる方が多い。売り上げの心配を横に置いておけば、けっこう好きな天気です。(後藤)